見出し画像

ポイ活地獄の中で出会った「仏」。脳内ノイズだらけの発達障害のぼくがドラッグストア・コスモスに救われた話(その①)

こんにちは、鹿野 晏生(かの はるき)です。

世間は空前の「ポイ活」「キャッシュレス」ブーム。「ポイント3重取り」「マイルを貯めてタダで旅行」――そんな魅力的な言葉がネットにも街にも溢れています。それらを器用に使いこなし、スマートに得をしている人たちを見ると、なんだか自分が損をしているような焦りを感じることもあるかもしれません。

しかし、ハッキリと言わせてください。

ぼくたち発達障害(特にADHDタイプ)の脳にとって、世間のポイ活や複雑なキャッシュレスは、役に立つどころか「ただの劇薬」であり「有害なノイズ」でしかありません。

便利さを追求したはずの現代社会のシステムが、なぜぼくたちの日常と家計をここまで狂わせるのか。まずは、ぼくたちが絶対に手を出してはいけない「ポイ活地獄」の正体を、3つの視点から暴いていきます。

第1章:ぼくたちが「ポイ活」に手を出してはいけない、これだけの理由

なぜ発達障害の脳とポイ活は、これほどまでに相性が悪いのか。理由は大きく分けて3つあります。

① 「お得」という劇薬が、衝動性を限界突破させる

ADHD特有の性質として、「報酬への感受性の強さ(今すぐ得をしたい!)」というものがあります。これがポイ活のマーケティングと合わさると、信じられないほどの化学反応(バグ)を起こします。

「ポイント5倍!」「期間限定!」「あと〇〇円で送料無料!」

この文字が目に入った瞬間、脳内には「得をしたい!」という強烈なドーパミンが走り、理性的なブレーキが完全に吹き飛びます。結果としてどうなるか。「数十円、数百円分のポイントを手に入れるために、本来はいらなかった数千円の買い物を衝動的にしてしまう」のです。

ポイ活で得する額の何倍、何十倍ものお金をドブに捨てる。この本末転倒な大赤字のループに、ぼくたちは知らず知らずのうちにハメられているのです。

② レジ前が「高難度のマルチタスク戦場」になる

現代のレジは、ぼくたちに高度な情報処理とスピードを要求しすぎです。

イオン、万代、スギ薬局、バロー、マツモトキヨシ、生協……日常の買い物ルートを回るだけで、私たちは何種類もの「異なるルール」をレジ前で瞬時に切り替えなければなりません。

「アプリを開くのか、物理カードか」
「paypayのチャージ残高は足りているか」
「ポイントの付け方はどうだったか」

これらを数秒の間で処理しようとすると、脳のワーキングメモリは一瞬で上限に達し、フリーズします。

「早くしなきゃ」「後ろの人の視線が痛い」と焦れば焦るほど、スマホの画面ロックは解除できず、目当てのアプリは見つからず、指は震え、頭の中は真っ白になる。

お得になるはずのポイントカードや決済アプリのせいで、なぜぼくたちはレジに並ぶたびに冷や汗をかき、精神をゴリゴリと削られなければならないのでしょうか。あの数秒間のパニックは、まさに地獄そのものです。

③ 「管理」という終わりのない脳内ノイズ

ポイントの有効期限、マイルの複雑な交換ルート、期間限定クーポンの消化……。これらはすべて、緻密な「スケジュール管理とマインドシェアの切り替え」を必要とします。

常に頭の片隅で「何か失効するポイントがあった気がする」「そろそろマイルの手続きをしなきゃ」というバックグラウンドのノイズを抱え続けることになります。

ただでさえ日常の刺激が多く、頭の中が情報過多でノイズまみれになりやすいぼくたちの脳です。生きづらさを抱えるぼくたちの貴重な脳の体力が、ポイ活のタスクによって24時間365日、容赦なく圧迫され、疲弊していくのです。

1円、5円のポイントを必死に追いかけてレジ前でパニックになり、結果的に衝動買いで大損して、頭の中はノイズで満杯になる。これが、発達障害がポイ活に手を出した無惨な結末です。

では、この息の詰まるような「ポイ活地獄」から、ぼくたちはどうやって身を守ればいいのか?

賢く生きようとして疲弊しきっていたぼくが、ある「仏」のような存在に出会い、すべてのノイズを断捨離して脳の静寂を取り戻した実践例を、次の章から具体的にお話しします。

(第1章終わり。第2章:地獄に現れた仏「コスモス」の実例へ続く)

#ADHD #発達障害 #大人の発達障害 #ポイ活 #キャッシュレス #ライフハック #ミニマリスト #生きづらさ #エッセイ #コスモス #ドラッグストアコスモス #ライフスタイル

いいなと思ったら応援しよう!