第2章:エサに釣られた鳥を丸飲みする「シャチ」。ぼくたちは食われる側だった
「仏」のような存在(ドラッグストア コスモス)について語る前に、このポイ活地獄の恐ろしさ、その本質を象徴するある強烈な映像について触れさせてください。
さっきYouTubeの動画でこんな衝撃的な映像を見ました。
タイトルは「鳥の前に魚を置いて近づいた鳥を捕獲!シャチ天才過ぎる」
水族館のプール際での出来事です。賢いシャチが、自分のエサである小魚をわざと水辺にペッと吐き出し、放置します。
すると、それを見つけた水鳥が「おっ、タダで魚が落ちてる!」とばかりにトコトコと無警戒に近づいてきます。そして鳥が魚をついばもうとした瞬間……水面下で待ち構えていたシャチがザバーン!と飛び出し、鳥をひと呑みにしてしまうのです。
この映像を見た時、ぼくは背筋が凍りました。
これ、まさに「ポイ活のシステム」と「ぼくたち消費者」の構図そのものじゃないか、と。
• 魚(目の前のエサ):「ポイント5倍」「マイル還元」「初回限定クーポン」
• シャチ(賢い捕食者): 複雑なキャッシュレスシステムで消費者を囲い込む企業・経済圏
• 食べられる鳥: エサに目がくらんでノコノコ近づき、結果的に丸飲みされる「ぼくたち」
鳥は「魚がタダで食べられる!」と思って近づいたはずでした。
ぼくたちも「ポイントでお得になる!」と思ってポイ活に手を出しました。
でも、現実はどうでしょう。
たった数十円のポイント(魚)を拾いに行った結果、数千円の衝動買いを誘発され、レジ前でパニックになり、大切な脳のワーキングメモリをごっそりと企業側(シャチ)に食い荒らされている。
ぼくたちは「システムを賢く利用している」つもりで、実は「より賢いシステムに丸飲みされている」だけだったのです。
特に、目の前の報酬(魚)に飛びついてしまうADHDの衝動性を持つぼくたちにとって、シャチが巧妙にばら撒くエサの引力に抗うことは、ほぼ不可能です。
シャチのいるプール(経済圏)の淵でウロウロしている限り、ぼくたちは永遠に搾取され、脳をすり減らし、お金と精神をすり減らし続けることになります。
では、この地獄から生き残るにはどうすればいいのか?
答えはただ一つ。「シャチのいるプールから完全に離れる(ポイントシステムそのものから降りる)」ことです。
もうエサ(ポイント)なんて1マイルもいらない。
そう決意したぼくの目の前に現れたのが、一切のエサをばら撒かない究極の安全地帯、ドラッグストア・コスモスという「仏」でした。
(第2章終わり。第3章:地獄に現れた仏「コスモス」の実例へ続く)
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