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バグで落ちてくる黄金の羽根と、リスクを忌避する国

正月の三ヶ日も終わったので、今日から仕事始めとする。お勤めの人たちは明日が仕事始めの人が多いだろうけど、長い休み明けは大変だろうね(笑)
都内の電車があちこちで止まらなければいいけど・・・。

世間の寒風も相変わらず厳しいようだ。

しかし、最多の倒産数が「経営コンサルタント」って、悪い冗談みたい。人の経営に口を出している場合なのだろうか。

コロナのゼロゼロ融資も焦げ付いてきているのかも。ゾンビ会社にもたっぷり輸血したのだろうから。

ロクに審査もせず、保証人も担保も不要であれば、サクッと会社を設立して融資を受けたケースも結構あったのかもしれない。特に経営コンサルタントという職業は、独占資格も不要だし、場所も在庫も不要で、その気になれば自分の人件費と多少の費用だけで開業できてしまう。

頑張ったけどダメでした。と借金まみれの法人を清算しても、個人には何の経済的、信用的なお咎めもなければ、資本主義システムのバグみたいなものだったのではないか。

新設会社でどれだけの融資を引けたのかは知らないけど、世の中にはそういうバグをつく人もいるんだろうな、と橘玲さんの「HACK(ハック)」を読んだばかりだから、思わず邪推してしまう。

法人の話だから、(懐かしい)こっちの方かな。コロナ融資は束の間に落ちてきた黄金の羽根だったのかも。

しかし、焦げ付いた不良債権は結局、将来の国民負担になるから、道徳的には決して勧められるものではない。これから真剣に起業したいという人たちの足を引っ張ることにもなるだろうし。

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何事も成功と失敗には、実力だけでなく、運の要素が大きく影響する。自分の実力だけで成功できたなど、とんでもない思い上がりだ。

倒産は結果として失敗かもしれないけど、少なくとも挑戦した証で、恥だとは思わない(もちろん例外はある)。成功の裏側に、無数の失敗が積み重なった死屍累々の世界があることは挑戦しない人の目には見えない。

失敗した人を笑うのは、身銭を切って挑戦しない人たちばかりだ。成功した(調子に乗っていない)人は、今はうまくいっていても、明日は我が身だと理解しているから、軽々しく他人の失敗を嘲笑することなどはできない。

日本は挑戦して失敗した人に冷たい社会だ。
だから、人々は挑戦そのものを極端に避けるようになり、企業は内部留保に走り、若者の間では公務員志向が根強く残る。この内向きの流れは、外圧によって強制リセットされない限り、失われた30年が40年、50年と、ただ数字を更新し続けていくだけなのだろう。

リスクを負わない人生は、ノーリスク・ノーリターンではなく、ノーリスク・ノーライフの方が正しいように思う。
生きることはリスクを負うことだから。