見出し画像

”進化は終わらない” 日産『カイト』から見る進化

海外専売車種
この言葉は妙に好奇心をくすぐります。

そんな海外車種の中には「日本ではもう販売終了したもの」や、「海外専売だけど、長いこと形を変えて売っている」ものなど様々です。

そう言った変化の裏には「絶え間ない進化」が見え隠れしています。

そこで今回は昨年に発売されたばかりの、海外専売モデル『日産カイト』を題材に、”メーカーの絶え間ない改善”とは何か。考えていこうと思います!

意外と”新発見の連続”かもしれませんよ?
それではみていきましょう!



変わらないことは悪いことではない

✅ ベースは10年前でも、見た目は最新

今回の主役『カイト』のベースとなっているのは、日本でも販売されていた『キックス』です。

リオオリンピックの年にデビューした
https://car.motor-fan.jp/catalog/NISSAN/10152042

実はこの『キックス』 デビュー自体は2016年です。

なので、実に10年目なわけですが、「10年前から時が止まっている」というわけではありません。
きちんと進化しているのです!

ベースのプラットフォームが同じというだけに過ぎないのだ
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/251204-00-j

まず見ての通り、デザインはガラリと変わっていますよね。

ドアは共通のものを採用していますが、その他フロントやリア周りの造形はガラリと変わっています。

この10年で日産も”デザイン言語”と呼ばれる、多くの車種に共通して持たせるデザインアイコンがガラリと変わっているんです。
いわゆる”Vモーション”から”デジタルVモーション”に変化しています。

このような変化は当然インテリアにも。

カイトのインテリア
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/251204-00-j

日本で販売してるキックスとは異なり、ブラジルで販売する『カイト』はガソリン車なので、ストレートシフトです。そしてハンドブレーキになっているのですが、基本造形は変わらないですよね。

こちらは国内版
https://car.motor-fan.jp/catalog/NISSAN/10152052

日本仕様よりもシンプルなものとなっているので、ブラジルの市場に合わせた仕様になっていると言えるでしょう。

仕向地の需要によってある程度履けるのが普通ですんでね。

こう言った変化により、10年経っても色褪せていないと言えるでしょう。


✅ 古い=悪ではないよね

最近の車は”プラットフォーム”という概念を持ってして車を作ります。

これによって何がいいかというと
・コストの抑制
・そのメーカーの車両全体のレベルの底上げ

同じプラットフォーム=同じような車ではありません。
車によっていろいろです。決して悪いことではないのです。

この手法をとると、2ついいことがあります。

・1つ目、長く使える

世界進出しているメーカーだと各市場に向けて、異なるものを提供するのは大変です。コストにしても時間にしても。
そういう意味で、プラットフォームを長く使い回していくというのは、車両自体の成熟にもつながるし、開発のコストの低減にも効果を持ちます。

なので、古い=限界とか悪いとか、そういう話では全くないのです。

・2つ目、ユーザーにとってもメリットがある

時折「この車が大好きで、長く乗りたいんです!」という方がいらっしゃいます。そういう人にとってもこの手法は有用なものです。

なぜなら、”同じプラットフォーム=共通部品が多い”ということです。
例えあなたの車が生産終了して年数が経過していたとしても、その部品の新品パーツは生産され続けます。だってそれを使う新車が製造されているんですから。

なので、そういう側面でのメリットもあると言えるでしょう。

なので共通のプラットフォームを持つということは、”製造精度の高まったものが長く生産される”ということになります。
これはメーカーにとっても、ユーザーにとっても嬉しい話です。

これでも悪いって言います?


まとめ

長く生産することにも意義はある

さて、みなさんいかがでしたか。

SNS内では時折、「いつまで同じプラットフォームを使ってんだよ」というような批判的なコメントを見る機会があるでしょう。
しかし、そう悪い話ではないですよね?

実際”製造精度”が高まるということは、これから”新たに興す製品”にも活きてくる知見になるので、意外といいことが多いのです。

なので”海外専売車”を見る時は、そういう視点でもみてみると面白いかもですよ?

それではまた次回! ばいなら〜

いいなと思ったら応援しよう!

REN もっと多くの人に車の魅力を知って頂けるよう活用させていただきます!