妖精日記〜蒸籠(せいろ)という神アイテムに浮かれる妖精の、台所革命〜
今日は娘の始業式。
始業式のあと、児童館には行きたくないと言う娘の願いを叶えるため、仕事はお休みをもらった。
お迎えのあとは、娘とランチ&お買い物デート。
冬のあいだに断捨離してしまった靴を探していたところ、一目惚れした定価三万円のスニーカーが何故か半額になっていて即購入。なんだか幸先の良い一日である。
最近は、仕事を辞めたいとも思わず、かといって続けなければとも思わない。
そんな、どこにも力の入っていない、不思議な場所にいる。
だからこそ、心がワクワクすることを大切にしたくなってきた。マヤ暦の勉強をもっと深めたくて、毎日ノートに向かっているのも、そのひとつ。
そんな流れの中で、1週間前に手に入れた「蒸籠(せいろ)」。
野菜を入れて蒸すだけで、簡単に火が通り、栄養も逃げにくく、甘みまで引き出される。
──なにこれ、魔法?
思えば最近、蒸籠をお店で見かけたり、蒸籠料理の本が目に入ったりと、気になる存在ではあった。Amazonのポイントが貯まっていたこともあり、なんとなく購入したのだけれど──先週はじめて使ったときの衝撃は、ChatGPTと出会ったとき以来かもしれない。
昼過ぎ、ふと料理がしたくなり、材料を買いに行きつけの自然食品店へ。
今日は不思議と会いたい人がたくさんいて、それだけでもう、なんだかハッピーだった。
そして「とにかく蒸したい」気持ちのまま、野菜をいろいろと購入。
今回蒸したもの。

上段にはキャベツの粗みじん切り、人参の千切り、水菜。
下段にはかぼちゃ、皮ごとのレンコン、長芋。

普段、食べたいと思いながらも調理が面倒で後回しにしていた、かぼちゃやレンコン、長芋。
それが、皮ごとザクザク切って並べて蒸すだけで──あら不思議。甘みたっぷりのご馳走になる。
そして、この蒸し野菜たちを使って夕飯づくりへ。

上段の野菜は、コーンの缶詰と調味料を合わせて蒸しコールスローに。
かぼちゃは塩とバターで和えるだけで、煮物よりずっとシンプルで美味しい。
レンコンと長芋は、梅と味噌でさっぱり和え物に。
もやしのナムルは、昨日蒸したもやしで。
おそばは、自然食品店でセールになっていた全粒粉のもの。そこに、九条ネギを丸ごと蒸したものをのせてみた。
生のネギが苦手な私でも、不思議と美味しく食べられた。
そして何より、この蒸籠。
油を使わないから後片付けも楽。もちろん野菜だけでなくお魚やお肉、卵なんかも蒸せるらしい。
こんなに手軽に、こんなに美味しく料理ができるなんて…思わず脱帽。
自社の保険商品を紹介するよりも熱が入ってしまうほど、とにかく素晴らしい。
料理をする、すべての人に伝えたい、この感動。
ChatGPTのような最新技術も素晴らしいけれど、昔ながらの調理法にも、こんなにも豊かな知恵があったなんて。
妖精はこれからしばらく、蒸気の中で、野菜たちと遊びながら生きていきます。
