人生を楽しむために仕事をする
今の学校図書館司書の仕事は生活を楽しむためにしている。探せばもっと高いお給料をもらえる仕事もあるだろう。でもわたしは楽しさを選んだ。
高収入で楽しい仕事もあるかもしれないけれど、正社員や高収入の仕事はそれだけ大きい責任を伴う。わたしにはそれが負担になって心から楽しめない。正社員で働いていた時は責任者として働いていたから、余計に辛かった。向いてなかった。
今の仕事が責任が伴わないわけでは決してない。それは比重の問題だと思う。少なくとも責任者ほどの重さはない。
好きなことをやっているはずだし、望んでついた仕事なのだから、どうせなら楽しまなくちゃ。前職よりお給料が下がるから、夫に無理を言ってやらせてもらってるところがある。だからせめてわたしが楽しまなくちゃ申し訳ない。と焦る気持ちがある。無理やり楽しい気持ちになるのは違うと思うけれど、楽しもうと思えば、いくらでも楽しめる仕事だと思うのだ。だって本が、子供が、大好きなのだから。
天職ってなんだろうって今まで、ずっと思ってきた。そんな職業、あるのかなって半信半疑だった。でも今ならわかる。
たぶんこれ、天職だ。
これ以上好きな仕事ないと思う。大好きな本、しかも好きな児童書をかわいい子供たちにおすすめできて。企画もできて。選書もできて。
だから楽しくないわけないはず。
なのに、まだ心から楽しめてないところがある。2年目に突入したけど、まだまだ慣れてないところもあって、振り切れない。勉強の毎日。
でもその勉強すら楽しむべきなのに。
我慢して仕事するのだけはやめよう。せっかく好きなことしてるんだから、全てを面白がって、好奇心旺盛に色んなことにチャレンジしていきたい。
夫にはノーストレスの仕事って言われるけど、それでもモヤモヤすることもある。先生や子供たちとのつきあい方など悩みは尽きない。
でもやっぱり、朝、図書館に入るとホッとする。本に囲まれているだけで幸せを感じる。まるで自然の中で森林浴をしていると気持ち良くなるように、古い本の匂いを嗅ぐと幸せな気持ちになる。
先日、うつ病になってしまった仕事場で再度働くことになるという夢を見た。夢の中で、え?じゃあもう学校司書として働けないってこと?そんなのやだ!絶対やだ!無理無理〜とパニックになったところで目が覚めた。
これがきっと本音だろう。
お金じゃない。わたしは楽しみながら仕事をしたい。やっと見つけたわたしの本当にやりたかったこと。決して手放したくない。
仕事だけじゃない。やりたいことを全て我慢する人生なんてもう嫌だ。数年前、自分のやりたいことも好きなこともわからずに、家族のためにだけ生きていたわたしにはもう戻れない。
人間いつ死ぬかわからない。また、あっという間に老いる。だから、今までの時間を取り戻すように気になることはやる!って決めたのだ。楽しいことを諦めたくない。
とはいえお金は有限。つい使いすぎてしまうから、それだけは気をつけよう。バランス大事。
バランスを取りながら、楽しんでいこう。毎日ご機嫌……というわけにはもちろん行かないけれど。仕事が楽しめればたくさんの時間、楽しんでいられる。
仕事が待ち遠しくて仕方ない。というところまではまだ余裕がないけれど。いつか、もっと慣れてくればきっと。その時が楽しみだ。
さあ、明日も図書館でかわいい子供たちとたくさんの本が待っている。なんの本をおすすめしようかな〜。

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