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思春期は子育ての最後の山場

10月30日 晴れ

 今週は仕事が終わった後に予定が結構入っていた。うつ病の高2長男の心療内科、夫と一週間分の食材の買い出し、不登校中3次男の進路三者面談。疲れた。月末だから、学校司書の仕事だって来月の準備などで忙しいし、ヘトヘトだ。通勤電車の中ではいつのまにかうとうとしてしまう。

 長男のうつ病は先生が思ったよりも、症状が重く、先生の診断が見誤っていたらしい。来月いっぱいは学校を休むように。とにかく何もしないで、ゆっくり休むように言われた。大学だって、無理して上を目指さなくてもいいんじゃないかと言われたことが、長男にはショックだったようで、家に帰ってから塞ぎ込んでしまった。
「今までなんのために必死で頑張って勉強してきたのか…。」
  涙が止まらない長男を見て、何と声を掛けてあげたらいいかわからない。もう病気になってしまったんだよ。無理が効かなくなってしまったの。人生の方向転換をしなくちゃいけない時もあるんだよ。でも全てを諦める必要はないの。良くなってきたら、きっと前を向いて生きていける。でも自分の心と身体に折り合いをつけることが必要になってくるんだよ。
 このうちの一部は言って、一部は言葉を飲み込んだ。苦しいな。しばらく背中をさすっていた。

 次男には三者面談に一緒に行くよ。と伝えていた。ずっとわたし1人で行っていたけど、もうそろそろ、進路のことを自分の口から担任の先生に話した方がいいと思ったのだ。通信制高校の説明会や授業見学など自分の目で見るために積極的に行って、自信もついてきたはずだ。
次男はあっさりと行く。と言った。
 学校に着くと、担任の先生は、まさか次男が来るとは思っていなかったらしく、喜んでくれた。先生の質問にしっかり言葉を選んで自分の考えを話す次男。そこには、以前のように、人間関係に傷ついて疲れ果てた次男の姿はなく、ひとまわり成長した次男がいた。先生も感心しながら、話を聞いてくれた。それがまた次男の自信に繋がった。

 学校に行けない子供たち。
 でも心の中では必死に今を生きようとしている。わたしができることは、結局見守って側にいることだけなのかもしれない。手を出しすぎることは彼らの成長を妨げる原因にもなるだろう。見守るっていうのもかなりキツイけど、彼らの背中を押せるように、準備しておこう。

 子育ての最後の山場を迎えている。最後の登りがかなりキツイけれど、登りきったその景色を楽しみに、休みながらゆっくり登っていこう。

 今併読して読んでいる、2冊の本が好きすぎて、毎日読むのが楽しみだ。「それがやさしさじゃ困る」(鳥羽和久著、植本一子写真)は、思春期の子供のことについて書いてあり、今まさにドンピシャで、ビシビシ言葉が刺さる。「世界自炊紀行」(山口祐加著)は、毎日のご飯作りに頭を悩ませているから、世界の自炊事情がわかり、とっても楽しい。

2冊とも写真が素晴らしい

 どんなに疲れていても、悩んでいても、読書はわたしの癒し、生きていく糧だ。これだけは手放さないで、毎日を乗り切っていく!この2冊の本に今は救われる毎日だ。


 明日はいい日になる!美味しいもの食べる!



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