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50代でのバンド再始動、初スタジオ練習の巻

ついにこの時がきました。

様々な失敗や葛藤を経て、バンド再始動。

新メンバー候補の皆さんとの事前の話し合いで、カバーするのはジョー・リン・ターナー在籍時の後期レインボーに決定。仮バンド名は「ボインレー」。
練習曲はとりあえず次の5曲です。

  • Can’t Let You Go

  • Spotlight Kid

  • I Surrender

  • Death Alley Driver

  • Firedance


練習曲変更、そして正直な救い

直前になって、ドラマーから
「ちょっと仕上がりが間に合わない」という理由で
「Firedance」は今回は見送りになりました。

正直、助かりました。

他の曲はそれなりに覚えてきていたのですが、この曲だけは
手数は多いし、開放弦絡みの速弾きが厄介。
なんとなく通して弾ける、というレベルでした。


ひとつの不安要素

ひとつ心配だったのはキーボードです。

  • バンド経験なし

  • 持っているのは電子ピアノのみ

ただ本人は
「小さい頃からクラシックをやっていて、譜面を見ればそれなりに弾ける」
と言っていました。

キーボードメンバーの希少性もあり、
不安を感じつつも、その言葉を信じることにしました。


初スタジオの日

期待と不安を胸に、開始15分前にスタジオ到着。
待合室では「秋ごろにはライブもやりたいね」なんて話で盛り上がります。

スタジオ入りしてセッティング開始。
レンタル機材はツインペダルとキーボード。
今回のヴォーカルはマルチエフェクター使用です。

全ての準備が整い、いよいよ音出し。


Can’t Let You Go

まずは Can’t Let You Go から。

本来はキーボードの印象的なイントロで始まる曲ですが、
「まだ覚えきれていないので省略してほしい」との申し出。
ドラムカウントでスタートです。

演奏しながら音量バランスを調整し、最適解を探っていきます。

  • ドラム:タイトでビートも正確。何より音がデカくて良い

  • ベース:勝手知ったる仲。要点を押さえつつ徐々に仕上げていく感じ

  • ヴォーカル:伸びやかなハイトーン。良い

  • ギター:練習の成果もあって、まあいい感じ

……そして、キーボード。

聞こえない。
音が小さいのと、まるで弾いてない場面が多いのです。


キーボードの異変

曲終わりに、ドラムが一言。

「キーボード、音聞こえないよ」

みんなでコンソールをいじって音が出るように調整。
次の曲に進むと、弾いてるところは聞こえるけど、今度は音程の外れた変な音が出る。

演奏中、様子を観察していましたが、
譜面をキョロキョロ見てめくりながら、恐る恐る鍵盤に触ったり離したり。

課題曲4曲のうち2曲にはキーボードソロがあります。
しかし見せ場のはずのその部分で、一音も弾かずにフリーズ

後で聞くと、本人は
「譜面が違う」
と言っていました。


さらに混乱

「トランスポーズ機能があるはずだ」とベースに言われ、
レンタル機材のボタンをあれこれ押すキーボード。

すると突然、
「ピッポッパッポッ」
という電子メトロノーム音が大音量で鳴り響きます。

全員でキーボードに集まり停止ボタンを探す。
見当たらない。

「電源切ればいいんじゃない?」
電源を切って、入れ直す。

……
また 「ピッポッパッポッ」

しばらく悪戦苦闘して、ようやく音は止まりました。


個人的な見立て

譜面が違う、という話でしたが、
正直、譜面なんて最終的にはガイド程度のものだと思っています。
僕自身も、最後は音源を聴いて調整します。

曲に合わせて音を出していれば
「ん?音違うな」
と普通は気づくはずなんですよね。

彼はおそらく、
音源を流して合わせて弾く練習をしていなかった
だから、バンドで音を出した瞬間について来れなくなってしまった。

そんな印象でした。


それでも

練習期間は2ヶ月。
それなりに時間はあったとはいえ、
僕を含め、まだ全然仕上がってはいません。

初めての音合わせで、
最初からバッチリいくとも思っていない。

メンバーみんなも
「初回だから仕方ないよ」
「これから良くなるよ」
と声をかけていました。


次に向けて

来月か再来月には、またスタジオ練習があります。

彼にはせめて

  • キーボードソロ

  • キーボードリフ

──つまり目立つところだけは仕上げてきてほしい。

正直、このままだと
秋のライブに間に合う気がしない、というのが本音です。


甘酸っぱい初日

とはいえ、全体的にはまずまずの出来だったと思います。

久しぶりのバンド、久しぶりのスタジオ。
楽しくて、少し甘酸っぱい。

そんな初スタジオ練習でした。

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