【SDGs】貧困の解消|4期目の支援。利益の1%を「今、本当に必要とされる場所へ届ける」理由
こんにちは。令和アカウンティング・ホールディングス㈱の広報担当です。私たちは2022年度より、「利益の1%を貧困の解消のために寄付する」という活動を続けています。今回は、2025年度(第4期)の活動報告とともに、私たちがどのような想いで支援先を選定しているのか、その裏側をご紹介します。
■ 成長を社会への貢献に変えて
2022年度から始まったこの活動も、2025年度で4期目を迎え、寄付総額は976万円に達しました。前年度(530万円)の約1.8倍、支援先も6団体から11団体へと広がっています。2025年度は、より多くの団体・施設に支援が行き届くよう、1団体あたり数十万円程度の「分散支援」という形をとりました。

■ 選定の裏側:委員会によるヒアリングと実地調査
当社の寄付先は、決まったものではありません。毎年、社内の「貧困解消支援委員会」がその年度の基本方針を策定し、ゼロから選定を行います。委員会メンバーは自治体へ直接ヒアリングを行い、ときには活動団体や施設へ自ら足を運びます。「今、本当に求められている支援は何か」「寄付金によってどのような成果が生まれるのか」を、対話を通じて深く理解するためです。
2025年度も、メンバーそれぞれが候補先を持ち寄り、昨今の物価高騰の影響なども踏まえながら検討を重ねました。「支援の可視化」へのこだわりは、私たちにとって、とても大切な指針です。
■ 今、私たちが向き合うべき社会課題
2025年度は、従来の「子ども食堂」や「フードパントリー」から視野を広げ、貧困に起因する多角的な課題(ヤングケアラー、学習支援、いじめ防止支援など)に取り組む団体も加えて厳選しました。その中から3つの事例をご紹介します。
■ ① 認定特定非営利法人育て上げネット(東京都立川市)
https://www.sodateage.net/
【活動内容】
「夜のユースセンター」を運営。夜間に社会的孤立に陥りやすい若者たちへ、安心して過ごせる居場所を提供されています。
【支援の理由】
少年院を出た子どもやヤングケアラー、生活困窮者など、課題が顕在化する前から接点を持つ活動に深く共感しました。夜間の居場所提供を行う団体は少なく、万が一課題が深刻化した際にも、適切な支援機関へ繋げる「入り口」としての役割を担っています。早期ケアを実現する重要な存在として支援を決定しました。

■ ② NPO法人レインボーリボン (東京都葛飾区)
https://rainbow-ribbon-net.org/
【活動内容】
いじめ防止教室と子ども食堂を中心に活動し、子どもを守る環境づくりに取り組まれています。被害者が「相談する・逃げる」といった自己防衛スキルを学ぶ授業を、多くの学校で実施されています。
【支援の理由】
代表者が10年間お一人で牽引してこられた、大切な活動を、次世代の若手へ繋ぐ「仕組みづくり(ファシリテーター養成講座)」を支援したいと感じました。いじめ・貧困・ヤングケアラーが連鎖する現代において、子どもが「助けを求めるスキル」を習得することは極めて重要です。 現在は行政の助成が届いていないという実情を伺い、当社の寄付によって養成実績を作り、それが信頼の証となって、将来的な行政支援獲得につながることを願っています。

■ ③ ラーニングラボすみだ(東京都墨田区)
https://learninglab-sumida.amebaownd.com/
【活動内容】
認定NPO法人キッズドアが運営する「子ども第三の居場所」。学習支援や食事提供、生活支援を包括的に行っています。
【支援の理由】
ひとり親家庭の長時間就労やヤングケアラーなど、既存の行政支援だけでは解消しきれない課題に直面している団体です。温かい食事と人との関わりを通じて、子どもたちが自分の気持ちを表現できる安心感を得ることが、将来の自立に繋がると確信し支援を決定しました。

■おわりに:持続可能な社会を、共につくる
私たちはこれからも「支援が必要な場所へ確実にお届けし、その使途先を可視化する」という指針を大切にしてまいります。企業としての成長が、誰かの未来を支える一助となるよう、貧困の解消に向けた取り組みを継続してまいります。
