見出し画像

OZAWA選手が眉月じゅんキャラみたいになった! の湯

 怪我の完治の前にOZAWA選手、本格再始動!面白すぎるだろ…突如邂逅したこのトリオ、OZAWA/𝐒𝐇𝐔𝐍 𝐒𝐊𝐘𝐖𝐀𝐋𝐊𝐄𝐑/ゴッドファーザー杉浦貴の、胡散臭さといかがわしいオーラ、古今東西どんな創作物で描かれた3人組にも出せなかったような味わいがありつつ、しかしなんというか⋯なんだろう⋯謎の女性向け同人誌から出てきたみたいな感じ⋯

 このヒゲを剃ってラウンドのサングラスで低姿勢のOZAWAの選手、眉月じゅんの漫画に必ず一人出てくる、「直接描写は無いけど絶対ノンケじゃないキャラ」っぽくないですか。

『恋雨』の九条ちひろとか

アニメ版
映画版

九龍ジェネリックロマンスの蛇沼みゆきとか

アニメ見てないんだ〜まだ
映画は観た、蛇沼先生とても良かったです


主従関係とまた違う、それはそれで淫靡

 𝐒𝐇𝐔𝐍 𝐒𝐊𝐘𝐖𝐀𝐋𝐊𝐄𝐑選手が発した「楽しませる関係」も大分良い。いかがわしくて良い。本来シリアスなヒールの𝐒𝐇𝐔𝐍選手がただただツッコミ役に周り、コスチュームが相まってBDSM系のイベントでオロオロしている人みたいなのが面白い。

 現在はゴッドファーザーとしてTEAM2000Xで寡黙なキャラを作る杉浦貴選手、加入直前には『エンテツ』遠藤哲哉選手と3WAY王座戦へのストーリーであからさまなプロモーションがあったのだが、元々見ようによってはいかにも…なルックスが、もうね、なんかね。



 自分にとっては眉月じゅんキャラ、というのが立ち上ったのだけど、多分それは見る人によって違うもので、OZAWA選手は「なんかよくわかんないけど見たことあるぞ!」というキャラクターを作り上げ演じるのが本当に上手い。しかもそれがちょっと懐かしさを感じさせる。OZAWA選手よりちょっと上の世代が直撃しているようなキャラクターや台詞回しをなぞっている印象があって。

 昨年、最初の会見の姿はヒョウ柄があしらわたりして今以上にヤカラっぽく、DJ OZMAやボクシングの亀田兄弟からビジュアルの引用を感じた。この会見「スワッチャッタモンネ〜」が好きすぎて最近ずっと見ている。

あと国母和宏選手 

 マイクでも常に感じる。「縮こまらなくて良い」「胸とか貸すから」「〇〇〇〇、説明しよう」とかいちいち心をくすぐるようなワードチョイス、ポップカルチャーと文学素養を思わせる。

 OZAWA選手、常にどこか、仄かなオマージュと新しさ、刺激が交錯する興奮を提示していて、それはありとあらゆるクリエイションの正しくまっとうなプロセスというか、表現者としての基礎、しかし誰しも掴むことができるわけではない、才能としての基礎を抑え、備えているのだろうなと感じる。
 「もともと体が強くてかっこいいところ見せたかったからプロレスラーになった」では決して無く、「なにか表現したいことがあって選んだのがたまたまプロレスラーだった」でも無いと思う。元々競輪選手も目指していたという。
 別に何かを表現したいわけではない。表現者であろうとしたわけでもないのだと思う。だからこそヤバいのだ。凡百のWanna Beが決してなり得ないもの、おそらくそれが本物の才能なのではないか。自然体で表現者であること。

 残酷だなあ。ちょっと、残酷じゃあないか。

いいなと思ったら応援しよう!