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読書好きが一転して嫌いへ。10年後、また好きになった。

中学校の卒業アルバムに掲載する作文で、将来の夢を書かされた。

小学生の頃から、図書館で本を何冊も借りてきたり、読書のために土日は早起きしたりと、生粋の読書好きだった私。
そんな私は夢として「ミステリー作家になりたい」と書くことにした。アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」という小説に影響を受け、読者に強いインパクトを与えられる作品を生み出したい、といった内容を綴ったと記憶している。

中高生の頃は名探偵ポアロをはじめ、ミスマープルやトミー&タペンスなど、アガサクリスティのシリーズものや短編ものまで、とにかくアガサクリスティーばかり読み漁っていた。
しかし高校2年生の頃、文字が読めなくなる現象に見舞われた私は、症状改善後も一切、本を読まなくなっていた。当時の焦りや不安感を思い出してしまうので、すっかり本嫌いになってしまったのだ。当然、作家という夢など忘れてしまった。

社会人となって長時間の電車通勤が基本になっても、漫画アプリを読んだり動画を観たりと、決して電車で本を読もうとは思わなかった。

しかし、福山雅治主演のドラマ「ガリレオ」の再放送にドはまりしてしまった私。柴咲コウちゃんがかわいすぎた

2年前に「沈黙のパレード」という映画を観た後、こらえきれずに原作小説に手を出した。そして、約10年ぶりに読書の面白さと再会した

アガサクリスティーばかり読み漁っていた趣味の偏りは大人になっても変わらず、恐ろしいことに現在では東野圭吾作品の全て(エッセイは除く)を入手してしまった。最新の単行本である「架空犯」も読みたくて仕方ないけど、そこは休職中でお金に余裕が無い身。文庫本化するのを待っている。

大嫌いだった読書を再び好きにさせてくれた東野圭吾作品には、感謝してもしきれない。

そんな今、改めて「作家」という夢を考えてみても、新しいものを生み出す独創性も、トリックや複雑な人間関係を考える能力も、私は全く持ち合わせていない。

中学生だった自分の「作家になりたい」という無邪気な夢を思い出して苦笑しつつ、今日は電車でどの東野作品を読もうか、今から待ち遠しい。

引きこもりの私が電車に乗る理由、それは面接なので、すごく嫌なんだけどね…電車の後半は、志望動機を振り返る時間にあてたい。


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キリシマレイナ くだらない記事ばかり量産中ですが、共感でも何でも、何か心が共鳴できたら嬉しいです。良ければ応援、よろしくお願いします(^^)