2027年劇場版『名探偵コナン』のライトな展開予想
私は劇場版コナンを毎年観ているが、昨年の『隻眼の残像』を見返していて、ひとつ気付いたことがある。
※以下、ネタバレがありますのでご注意ください。
それは、映画のメインで扱われるカップルキャラの見せ場が、今年の『ハイウェイの堕天使』と似た構図になっていることだ。
『隻眼の残像』では、終盤に天文台の車両から飛び降りる上原結衣を、大和勘助が受け止めるシーンが描かれた。
一方、『ハイウェイの堕天使』では、ヘリから飛び降りる萩原千速を、横溝重悟が受け止めるシーンが用意されていた。
どちらも「危険な状況にある乗り物から飛び降りたヒロインを、相手役の男性が受け止める」という構図になっている。
2年連続で同じような演出が続いたことで、私は来年もこの流れが継続されるのではないかと考えている。
そして来年は、劇場版第30作という大きな節目の作品でもある。
ハイウェイの堕天使上映後の予告によれば、メインキャラクターは新一と蘭になりそうだ。
そして終盤には、去年と今年の作品の流れを組んだアクションシーンが用意されるのではないかと予想している。
それは、何らかの乗り物や高所でピンチに陥った蘭を、新一が助けに来る展開だ。
その伏線のように感じるシーンは、すでに『黒鉄のサブマリン』にも存在している。
蘭との電話でコナンは、「いざとなったらそっちに行ってやっからよ」と語り、その後には解毒薬を見つめる場面が描かれていた。
しかしその劇中、コナンが新一として蘭のもとへ駆けつけることはなかった。
さらに終盤では、落下した蘭を受け止めたのは黒田管理官のシーンが描かれ、その場面でコナンがどこか残念そうな表情を見せていたことも印象に残っている。
もちろんこれは私の勝手な予想に過ぎない。
ただ、『隻眼の残像』の大和勘助と上原結衣、『ハイウェイの堕天使』の横溝重悟と萩原千速のように、近年の劇場版ではメインカップルの関係性を象徴するアクションシーンが終盤に配置される傾向が見られる。
そして第30作が新一と蘭を中心に描く作品になるなら、その集大成として「解毒薬で元に戻った新一が、危機的状況から飛び降りる蘭を受け止める」という王道の展開が描かれるかもしれない。
もし本当にそうなれば、それは単なるアクションシーンではなく、コナン映画が長年積み重ねてきた新蘭の関係性を象徴する名場面になるだろう。
