呑み込めないねぇ...!?

お疲れ様です。
それじゃあ拙作「碌でなしが。飲み込めないか?ああ、そうか。」の意図をある程度書き出しますか。

楽曲テーマについて

この楽曲を作る上でのテーマはおおよそ2つ、無色らしく「個性」と、「繰り返し」。
特に個性の面では歌詞でかなり分かりやすく言及してるかな、という所。
個性になると言うのは、同じ音、同じ流れ、同じ語彙、同じコード進行、同じ歌詞etcetc...の繰り返し、その定着なんだ。という主張。
これを見ると繰り返しは個性のテーマに内包されていそうだが、繰り返しは歌詞だけではなく曲そのもののテーマにもなっている。

今回は最初、ポエトリー部分、最後、ここに全て同じメロディーが使われている。
要するに同じメロディーを使うことで、そのメロをこの楽曲自体の「個性」としたかったわけですね。
ただ、同時に同じメロに於いても聴かせ方によって全く異なる印象を与える事も伝えたい。
日本語の歌詞に細かいリスカピアノが合わさればちょっとボカロっぽく、ポエトリーの裏にシンセで鳴らせばどこか不思議な雰囲気を作り、創作言語にstringsを合わせればそこは神秘な異世界になる。
これは、同じ個性も聴く側面が違えばまた違う物になりうることを表していて、こうみると個性と繰り返しのテーマは相互関わり合ってるんですね。

無色透明で有れないために。

無色には無色ならではの要素を入れたがるのが私の性。無色だからこそ、記号を拾うような楽曲周回に対しての思いだったり、そもそも俺しか使ってない創作言語で今までに使った単語を入れてみたり、kickもスネアもシンセもシンセベースもサンプルもリスカピアノも、ほぼ全て前作-Ill-からの流用であったり、ある種見つかりに行くような仕掛けを入れていたものの、普通に俺を知ってくれてる方に届くような伸びはしておらず、あえなく撃沈。
記号を拾うような楽曲周回にあやかってみたものの、それをやるには私は未だ力不足。
無色透明でも色を見いだせるような、そう言う存在になりたいなぁ、と言う所存。

(追記。俺を知ってくれてる人でマイリスまでしてくれてる人、なんと居た!!!嬉し!!!!)

曲名について

いつ見ても強い言葉だなぁ〜。
という所ですが、これには理由が。
先述した「個性を得るために繰り返しをする」という事。これがとても私の信念を崩すものでして。ただ、その信念は守るべきなのか、そうでないのか。
その揺れ動きの中でこの曲を作る事に決めました。そして作ったからには、素の自分を粉々にしなくてはならない。徹底的に痛めつけて、冷笑、あるいは見下さねばならない。
その意思の元、曲名は付けられました。

終わり

終わり。終わりが呑み込めませんが、飲み込みます。無色もこの曲も終わり。

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