怠け者のMac内 断捨離日誌。Claude Codeに手伝ってもらった話。
ストレージが75GBしか空いていないことに気づいたのは、ある日Mac miniが妙に重くなったからだった。
使用率、18%。
……いや、待って。500GBのうち、ちゃんと使えているのが18%って、どういうこと。
「まあ、余裕あるっちゃあるし」と放置していたのが、そもそもの間違いだった。
子供のころから、集めがちな人間だった。
消しゴムが好きだった。新しいものが手に入るたびに、とにかく集めた。使わずに並べておくだけで、なんか満足だった。
下敷きも集めた。ノートを書くとき、次のページに跡が写らないようにするためのやつ。なぜか何枚も持っていた。
ドラゴンボールのカードに、ある時期異常なほどハマった。けろけろけろっぴも好きになってしまい、そのキャラクターがついているものはとことん集めた。
大人になってからも、その癖は続いた。ワインのラベルを集めていた時期がある。別にワインに詳しいわけでもなく、良いワインを一口飲ませてもらうたびに、そのラベルをいただいてコレクションしていた。価値もわからないのに。なんとなく、それを持っているだけで賢くて有能な人間になれた気がしたのだと思う。
客観的に見れば、意味があったのかは怪しい。でも当時は、夢中だった。
その収集癖が、40年以上たってデジタルの世界でも健在だったわけです。ダウンロードフォルダ、キャッシュ、使わないアプリのデータ。全部「まあいつか」で置いておいた。
こまめに整理していた時期もあったのに….
ここ数ヶ月はストレージに余裕があることに完全に甘えていた。
人間、甘えられる環境があると、甘える。
Claude Codeと一緒に、Macの中身を棚卸しした。
今回はClaude(チャット)で「どこから手をつければいいか」を確認しながら、Claude Codeで実際の整理を進めた。
一番怖いのは「消してはいけないものを消すこと」。Chromeのプロファイルとか、パスワードが入っているデータとか、そういうやつ。そこだけは絶対に触らないようにしながら、慎重に進めた。
溜まっていたのは、だいたい4つの系統に分類された。

① アプリのキャッシュ
Claude、Notion、LINEが裏でせっせと溜め込んでいた一時データ。消しても自動で再生成される、いわばデジタルの消しゴムのカス。
② 使わないアプリの付属データ
GarageBand、Logic、Apple Loops。音楽制作なんて一切していないのに、音源データだけが立派に鎮座していた。
③ 制作物の中間ファイル
CapCutの編集下書きが6GB超。完成した動画とは別に、「作業くず」がそのまま残っていた。
④ ローカルに居座っていた写真・動画
iCloudで同期しているのに、Macにもダウンロードされ続けていた。クラウドにあるのに二重で持っていた、という状態。
数字で見ると、現実は意外とシビアだった。
キャッシュ系だけで、こんな感じ。
データ容量Claude Code のVMイメージ・キャッシュ5.7GBLINE の画像キャッシュ2.8GBNotion のオフラインキャッシュ2.4GB音楽系アプリの音源2.2GBCapCut の編集下書き6.1GB
合計、約19GB。
「消しても自動で戻るだけのデータ」が、10GB単位で居座っていた。
結果:155GB回収。
空き容量使用率着手前75GB18%完了後 230GB7%
最大の効果は、写真・動画のローカル保管をやめたこと。「全部Macに保存」から「必要なときだけDL」に切り替えただけで、一気に空いた。
クラウドにあるのに、Macにも念のため持っておく。この「念のため」が一番容量を食う。
40代になって、やっと気づいた断捨離の本質。
別にミニマリストを名乗るつもりはない。
でも40代になって、確かに感じていることがある。いらないものをたくさん持っていても、脳と心が疲れるだけだ、と。
本当に必要なものだけをシンプルに持つ。それがいちばんクリアで、いちばん軽い。
今は便利なツールとクラウドがある。必要なときに取り出せるなら、手元に置いておかなくていい。大切なもの(アナログでも、デジタルでも)は丁寧に持つ。そうじゃないものは、気持ちよく手放す。
消しゴムのカスを集めていた子供の自分が聞いたら、たぶん驚くと思う。
でも今は、空になったストレージが、なんか気持ちいい。
一緒に試すときのヒント:
キャッシュを消すときは、何を削除しているか確認しながら進めるのが大事(Claude Codeと一緒にやったのはこれ)
Chromeのプロファイルやパスワードデータは絶対触らない
写真の「クラウドに最適化」設定、見直す価値あり
macOSの「ストレージ管理」は、アプリ内画像も合算した数字なので注意
