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これからゲームマーケットに初出展したい人に向けて

5月17、18日に幕張メッセで開催されたゲームマーケット2025春。

勢いだけで半年前に出展を決め、何も知らないまま出展した私達が当日までにしたこと、したかったこと、した方が良かったことをこの記事にて共有します。

これからゲームマーケットに出展してみようと思っている方達の参考になればうれしいです。



■そもそもなんで出展したの?

私達はそもそもボードゲームやカードゲームが好きで集まった4人組、みたいな感じで始まってないんですよね。

4人で何か面白いことをしたい、何かやってみようみたいなふわふわした感じで集まって現在のreiciが始動しました。

その時にメンバーの1人が学生時代に課題で作っていた「QUWON」を製品化してみんなで売り出そう!!という流れになり、出展に至る訳です。

・ゲームマーケットを知る

「QUWON」を販売したいと考え、色々調べていた時に初めてゲームマーケットというものの存在を知りました。

最初はそんなものあるんだ!!出ようぜ!!的なノリで。
ゲームが面白い自信はありましたし、SNSで宣伝したら誰かが見つけてくれてめちゃくちゃ売れるだろ!って本当に思っていました。

とりあえず出展申請してみよう、そう思い何も考えずに出展を決めました。こうして私達の激動の半年間が始まるのです。。。。



■宣伝に強いSNS・弱いSNS

まずはSNSで「QUWON」を宣伝しよう!!
Instagram・TikTokでゲーム紹介や遊び方の動画を作って発信しようと思い、動画制作を始めました。

X(Twitter)もアカウントだけ作成し、本番前に少し動かそう。

優先順位は
Instagram>>>>TikTok>>X(Twitter)
このような想定で動き始めました。

・X(Twitter)が強すぎる

ここで私達の1番の失敗です。
X(Twitter)はゲームマーケット当日の宣伝であれば、最強のSNSです。間違いなく。私達の作ったショート動画ぐらいのインプレッションなら100分の1の労力で同じ数やそれ以上のインプレッションが取れます。

#ゲームマーケット2025春 のハッシュタグをつけるだけでめちゃくちゃリーチが取れる。こんなんやったもん勝ちやん。

私達がこれに気づいたのは本番2週間前の5月初めです。
最初から初めていても遅いのに、気づくのが遅すぎた。。。
巻き返しは不可能でした。

どうやらX(Twitter)には出展者や来場者がおすすめのゲームを自薦・他薦する文化があるようです。遅ればせながら私達は本番3日前ごろから自薦リプを始めました。それでも当日は効果があり、リプを見て購入してくれた方もおられました。

もしこの記事を読んでいるあなたがゲームマーケットに出展したいと思うなら、1番最初にやるべきことはXの開設です。さあ、この記事は後でも読める。今すぐブラウザバックしてアカウントを作りましょう。

・その他のSNS(Instagram・TikTok等)

そして僕たちが注力したInstagram・TikTokについてです。
結論から言えば、このSNS達はあったらいいがなくてもなんとかなる。

このSNSの1番の弱みは、「1つの投稿をつくるのに時間がかかる」ことです。
私達はショート動画をメインに制作していたので、基本的には動画撮影・編集・投稿に1本4~6日かかっていました。

動画投稿ペースは1週間に1本、ゲムマ10週前から始めました。
正直これきつすぎました。これ以外のことが手につかない人が出るくらいに。

結果は先ほどお話しした通り、ちょろっと動かしたX(Twitter)にインプ数ぼろ負け。労力を割く場所を間違えました!失敗です!

ただ、動画自体には満足しているので、よかったら下記ページから見てみてください。後生。。



■印刷会社選び

いよいよ当日に実際必要なものの準備にとりかかろう。
商品の印刷だ!!

この段階では正直別に困らなかった気がします。
ネットで調べたらすぐ出てきます。

次の項ではある程度金額感を伝えますが、これは「QUWON」での値段です。あなたやその他の人が作りたいゲームの原価とはおそらくだいぶ違ってきます。

ちゃんとした金額は後述する会社様の説明会や見積をしっかり取りましょう!!早合点はダメ、ゼッタイ。

・正直、会社選びは択が少ない

とは言ったものの、自作ボードゲーム・カードゲームを小ロットで作ってくれて、なおかつ「QUWON」に合う実績のある会社は多くはない。

私達の「QUWON」は1on1の対戦型カードゲームなので、カードと化粧箱の発注が必要でした。(キャラメル箱ではカードが入らないことが発覚したため。カード枚数や内容量が少ない方たちはキャラメル箱でも問題ないと思います。)

これらを鑑みると、見積を取った業者様は4社ほど。
下記に主な2社様の金額感を紹介します。

  1. 萬印堂

おそらくゲムマ界隈ではお願いしている人達がけっこう多いんじゃないですかね。かくいう私達も萬印堂様に「QUWON」の印刷をお願いしました。

この業者様は小ロット印刷も対応していますし、早めに入稿デザインが完成していれば早割もありました(2段階)。

基本的にゲムマ1.5か月前には発注・入金済ませないと当日間に合わないです。(業者様からもそういう案内がありました。)

私達は100部刷ったのですが、おおよそ¥1,700/個ほどでした。
もちろん刷る部数が少なくなれば単価は上がりますし、多くなれば単価は下がります。

2.江戸クリエート

とりあえず萬印堂以外にもあいみつ取りたくてお願いしました。
前述の通り、萬印堂にお願いしたのでサービスや詳しい内容は把握していません。ごめんなさい。;;

とりあえず「QUWON」の概算だけ記載しますね。
おおよそ¥3,400/個ほどでした。

倍だ!!ただ、マイナスプロモーションはしたくないので詳しくは問い合わせてみた方がいいと思います!!

他にも2社ほど見積を取りましたが、私達のロット数で採算が合う会社様は萬印堂様でした。ただ、ゲームの印刷量や内容によっては変わるかもしれません。しっかり調べましょう。



■当日の販売方法やレイアウト

次に決めることは当日の販売方法やレイアウトです。
ここは結構大事かも。

目立てば目立つ分人の目に留まりやすいです。
ある程度安価に作ることはできると思います。

また、販売に伴って必要だと思うものも準備しましょう。
私達は下記のものを当日用で用意しました。

・ショップカード(名刺代わり)
・チラシ
・紙袋

これを踏まえて、これらが必要だったかどうかもまとめます。

・チラシは思ってる2倍刷った方がいい

大事なことなので太字で2回言います。
チラシは思ってる2倍刷った方がいい。

私達は「QUWON」販売分が100部に対して、チラシは300部刷りました。
結果、1日の出店だけで9.9割なくなりました。
「QUWON」のチラシはこんな感じです。


正直結構驚きでしたね。
事前の肌感だと150部捌けて、150部残るだろうと勝手に思ってました。

実際、チラシを集めて最後に見て回る来場者さんが比較的多かったように感じました。

一応、チラシをお願いしたサイトも載せておきますね。
この記事読むだけで全部わかっちゃう。すごい。

結論:チラシは好きなだけ刷ろう。余ったらドンマイ。

・ショップカード・紙袋は必要?

先に結論から言いますね。

ショップカード:気分的にめちゃくちゃおすすめ
紙袋:金ドブ、ほんまに無駄

ではまずショップカードから。
一応100枚刷って、購入いただいた方にお渡しする想定でした。
元々ECを先に開設していて、先に購入いただいてた方もおられたので10枚余るくらい。

正直、純度100%の自己満です。
お金がカツカツなら作らなくてもいいと思います。

ただ、自分達のショップカードがあるっていうのはめちゃくちゃいい。
気分がいい。

あと、色々な業者様がおそらく来られるので名刺代わりにあればまともに見える(気がする)。

次に紙袋ですね。

これマジでいらないです。
買ってくれた人がこの紙袋持ってくれたら当日の宣伝になるかなと思い、作りました。

実際、当日は企業ブースでもらったで大きい袋に詰める人が多く、意味がなかったですね。

まあ、これは別に気分も上がらないし今ある分が捌けたら2度と作りません!多分。

・ブースのレイアウトは結構大事

レイアウトの話に移りましょう。

当日のレイアウトや装飾は結構前から考えていました。
・どうすると人の目に留まってもらえるか

この1点を考え、できるだけ安価に。
最初の想定レイアウトはこのような感じです。


私達は試遊ありの1卓でエントリーしていました。
これでも結構寸法的にギリギリでした。

ただ、最終的には少しレイアウトを変えてこのようなブースに仕上げました。

この段ボール製のディスプレイが高さ出てマジでいい!!
価格も3,000円前後で買えるので、検討してみてください!

当日は結構足を止めてくれる方が多かったので、レイアウトは概ね成功かなと思ってます。

ちなみに、レイアウトは絶対に力を入れた方がいいです。
なぜならば、他の出展者達も力を入れているからです。

もう少し小規模なイベントであれば、力をいれないことも検討します。
ただ、他の出展者達の多くが力を入れている中、自分たちが力を入れず出店してしまう。これはめちゃくちゃ悪目立ちします。

まずは目に留まってもらうためにブースレイアウトは丁寧に設計しましょう。



■実際にやってみて感じたこと

長々と書いてきましたけど、当日の感想です。
結果だけ書いておきます。

当日は計40個ご購入いただきました。
事前予約数は5個。どこかの記事で当日販売数は予約の3倍と書いてありました。私たちの販売数は予約の8倍。。。

それなら当日は大成功と言ってもいいんじゃないか。。
しかも、1日中暇な時間はなかったです。
ブースにはずっと人がいる状態でした。

正直な話、もっと売れると思ってましたね。
実際出展してみて、次回以降の売り方の改善も必要と感じました。

・いい意味でも悪い意味でもサークル感のあるイベント

これに尽きます。
やはり、個人のサークルの方々が出展者の大部分を占めています。イベントとしては、各出展者の裁量に任せられる部分は多くあると感じました。

それを悪い意味でもいい意味でも感じられました。
イベント出展に関しては、何ら支障なくむしろある程度自由に販売活動ができたのでとてもよかったです。

しかし、初出展の人にはある程度ハードルがあるとも感じました。
周りに付き合いのある出展者様が多くいる場合は少し疎外感を感じたりする人もいると思います(これはゲムマに限らず、どのような場所でも起こり得ることだと思います)。

全体的にはあまり不満なくイベントを過ごすことができました。
なので、初出展の方も安心して自分達の作品を売りに行けばいいと思います!思い切り楽しんでください!

・試遊を甘く見るな

当日の試遊はぶっちゃけめちゃくちゃ時間がかかります。
ルール説明から試遊までで計15分~20分前後。

試遊が前提で買っていただくゲームなので、当日の試遊は想定していました。ただ、どうしても1卓しか準備ができないため、案内に多くの時間を要してしまいました。

試遊待ちでブースを離れて行ってしまうお客様も多くおられました。
この点については、私達の力不足を痛感しています。

ただ、私達の「QUWON」は最初の理解に時間がかかるゲームのため、そもそも当日の試遊だけで売れる数には限りがありました。

1日全力で試遊や説明をまわして40個。
当日試遊だけで売るのは難しそうです。

私達は前日まで知らなかったのですが、事前の試遊会みたいなものがあるらしいです。私達のようなカードゲームは事前試遊会で試遊してもらう⇒当日はブースに来て買ってもらうだけというスキームを作るのが重要かと思いました。

■全体の反省点・次回出展について

当日の感想は前述の通り、ある程度満足のいく形で終えることができたと思います。ただ、当日を迎えるまでにやりたかった事や、やるべきだったことは多くありました。

・事前準備が10割

当日全てを挽回するには時間が足りなさすぎる!!!
私達のような試遊前提のゲームを出展する方へ、必ず事前試遊会は参加するべきです。

試遊会に参加できない(しない)場合は、当日までにルールを周知させる仕組みをしっかりと構築しましょう。ゲームマーケット公式ブログや、前述のX(Twitter)等、事前に購入していただけるように紹介しましょう。

・次回以降の展望

この反省点を踏まえ、秋開催のゲームマーケットにも出展予定です。
また、秋に向けて私達としてクラウドファンディングを行う予定です。

この記事を読んで参考になった方はぜひXやInstagram等でお気軽に連絡していただければ嬉しいです。
また、この記事に記載していないことについて聞きたいことがあればご連絡ください!私達が分かることであれば全力でサポートいたします!

ここまで本記事を読んでいただき誠にありがとうございました。
定期的に更新しようと思っているので、チェックいただけると嬉しいです。

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