AIっぽい文章の直し方5つ|"なんかAIっぽい"を消すと最後まで読まれる
私はAIで記事を書く。でも「AIが書いたまま」を公開したことは一度もない。
出てきた文章を読むと、だいたい「薄いな」と感じる。整ってるのに、誰の声でもない。中身は9割いいのに、最初の3行の"AIっぽさ"だけで最後まで読まれない。損してるのはそこ。
実際、書き上げた記事を、公開ボタンの手前で消したことが何度もある。理由はいつも同じ。「なんか、AIっぽいな」。誰かに言われたわけじゃない。自分で読んで、そう思ってやめる。
その「薄い」を消すためにやってる直しは、たった5つ。今日はそれを下に全部書く。コピペで使える指示文つき。読み終わる頃には、あなたの出力は人が書いたやつに寄ってるはず。
そもそも、なぜAIの文章は「AIっぽい」のか
理由はシンプルで、AIは一番ハズさない表現を選ぶから。
AIは大量の文章を読んで、「この文脈なら、次はこの言葉がきやすい」という確率で書いている。だから出口になるのは、最も平均的で、最もありがちな言い回し。誰が読んでも減点されない、優等生の答案みたいなものだ。
結果どうなるか。語尾が「〜です」「〜ます」で揃う。修飾語が盛られる。どこかで読んだような、角のない文章になる。ミスはない。でも体温もない。人が「AIっぽい」と感じる正体は、この「減点されないための無難さ」だ。
正体はこれだけ。だったら人間の手で少しズラせば消える。5つ挙げる。①〜③は文そのものをいじる話、④〜⑤はAIへの渡し方の話。ここから効くやつが来る。
直すコツ①:語尾をバラす(機械臭が即消える)
AIっぽさが一番出るのが語尾。「〜です」「〜です」「〜です」と並んだ瞬間、機械の顔が出る。読者は内容より先に、このリズムで機械っぽさを感じ取る。ルールは1つ、同じ文末を3回続けない。
言い切る、問いかける、体言止めで置く。混ぜるとリズムが生まれる。
Before: このツールは初心者にもおすすめです。操作が簡単です。時短にもなります。
そのまま貼ればいい↓
以下の文章を、文末表現が単調にならないよう直してください。同じ語尾を3回以上連続させないこと。言い切り・問いかけ・体言止めを混ぜて、リズムを作ってください。直すコツ②:NG語と冗長表現を削る
AIは言葉を盛る。「することができます」「非常に」「とても」みたいな語が、気づくと大量に紛れてる。ほとんど削れる。
「することができます」→「できます」。「非常に便利」→「便利」。意味は1ミリも変わらない。むしろ引き締まる。強さは副詞じゃなく事実で出す。目安は、意味を保ったまま全体を2割カット。
Before: このツールを使用することによって、非常に効率的に作業を進めることが可能になります。
そのまま貼ればいい↓
次の文章から冗長表現を削ってください。「することができます」は「できます」に、「非常に/とても」などの強調語は本当に必要か検討して削減。意味を変えずに、全体の文字数を2割減らしてください。直すコツ③:一文一義にする
AIは一文にあれもこれも詰め込む。接続助詞で延々つながって、読み終わる頃には主語を見失う。読者の脳が疲れるやつだ。
ルールは、一文に情報は1つ。長い文を見つけたら、句点で割る。それだけで一気に読みやすくなる。
Before: このツールはAIを活用して文章を自動生成できるため、忙しい人でも短時間でコンテンツを作成でき、SNS運用にも役立ちます。
そのまま貼ればいい↓
次の文章を、一文一義に直してください。1つの文に情報を詰め込みすぎている箇所は、複数の短い文に分割。1文が長いと感じたら句点で区切ってください。直すコツ④:文体見本を貼って真似させる(ここが本命)
ここまでは出たものを直す話。次は、生成の時点で寄せておく手だ。しかもこれが一番効く。
AIに「フランクに書いて」と言っても、AIの思う無難なフランクが返ってくるだけ。だから実物を見せる。自分の過去の文章でも、好きな書き手の一節でも、なんでもいい。1〜2段落貼って「このトーンで」と渡す。真似の精度は、口で説明するより段違いに上がる。
Before(指示のみ): フランクな口調で書いて。
そのまま貼ればいい↓
これから貼る文章の文体・語尾・テンポを真似して書いてください。内容は別テーマでOK、あくまで「書き方」だけ寄せること。---
(ここに自分の文章サンプルを2〜3段落貼る)
直すコツ⑤:AIに自分の文章を批評させてから直す
最後は合わせ技。書かせた文章を、同じAIに"他人の文章として"チェックさせる。人は自分の文に甘い。でもAIは容赦なく粗を出す。
「AIっぽい箇所を指摘して」と投げると、単調な語尾や冗長表現を自分で見つけてくる。まだ直させない。指摘だけ先に出させて、それを踏まえて直す。自作自演のレビューだけど、これがちゃんと効く。
Before(そのまま提出): 生成された文章をノーチェックでコピペ。
そのまま貼ればいい↓
次の文章を、プロの編集者として添削してください。「AIが書いたと感じる箇所」を具体的に指摘し、その理由と修正案をセットで提示。指摘は最低5つ。まずは指摘だけ、直しは後で。AIっぽさは、才能でもセンスでもない。指示を1行足すか足さないか、それだけ。まずは①の語尾バラしから、次にAIへ投げるとき足してみてほしい。出力の顔つきが変わるはず。
