筋トレの成果はビタミンで変わる! 10年間の研究から学ぶパフォーマンス向上のための摂取ガイド
「毎日きちんと食事に気を使い、ハードなトレーニングもこなしている。なのに、なぜか疲労が抜けきらない。パフォーマンスが思うように上がらない。筋肉の成長が止まった気がする——」
実は、その原因は「ビタミン不足」にあるかもしれません。
激しいトレーニングをしている人は、通常よりエネルギーの消費が多く、代謝も活発になります。そのうえ、運動によって体内に酸化ストレスが生じるため、一般の人と比べてビタミンが失われやすい状態にあることが、科学的な研究によって報告されています。
特に見落とされがちなのが、骨や筋肉の機能に深く関わる「ビタミンD」です。室内でトレーニングをしている人の40〜70%、屋外で活動するアスリートでさえ30〜50%がビタミンD不足に陥っているというデータがあります。これは決して他人事ではありません。
「それなら、サプリメントをたくさん飲めばいい」——そう思った方は要注意です。
実は、ここに多くの人が見落としている落とし穴があります。疲労回復によいとされるビタミンCやビタミンEなどの抗酸化作用のあるビタミンを、良かれと思って大量に摂取すると、筋肉が運動の刺激に適応して成長しようとする自然な反応を、かえって鈍らせてしまう可能性があるのです。
つまり、せっかく積み上げてきたトレーニングの成果を、無意識のうちに自分で台無しにしてしまっているケースが起こりうるということです。
筋トレの効果を本当に引き出すためには、「どのビタミンが不足しやすいのか」「いつ、どれくらい補えばよいのか」「逆に摂りすぎてはいけないのはどれか」——この3つを正しく知ることが不可欠です。
本記事では、ビタミンサプリメントに関する最新の研究をもとに、筋トレをする人が知っておくべきビタミンの働きと、すぐに実践できる具体的な管理方法をわかりやすく解説します。
毎日の食事とサプリメントの取り入れ方を少し見直すだけで、トレーニングの質は大きく変わります。
◆ 筋肉の回復を助けるビタミンC
ビタミンCには、運動によって発生する酸化ストレスや筋肉のダメージを和らげる働きがあります。
研究では、ビタミンCを1日に200から500ミリグラム、朝の朝食時と夕方の夕食時の2回に分けて摂取することで、筋肉の疲労回復や筋肉痛の軽減に役立つと報告されています。
また、ストレスを感じたときに分泌されるコルチゾールというホルモンの数値を下げることで、その後のトレーニングのパフォーマンスを保つ効果も期待されています。
しかし、摂取量には注意が必要です。
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