高タンパク質は本当に危険? 腎臓・腸・心臓リスクを最新研究で完全解説
筋トレをしていると必ず耳にするのが「タンパク質はたっぷり摂ろう!」という言葉です。
実際、プロテインを活用する人も多く、食事の中心に肉や魚、乳製品を取り入れている方もいるでしょう。
しかし同時に、こんな不安を感じていませんか?
「プロテインを飲みすぎると腎臓に悪い?」
「肉ばかりでタンパク質を摂ると石ができる?」
「タンパク質を摂りすぎると腸が荒れる?」
「タンパク質って心臓に悪いの?」
こうした疑問は昔から繰り返し語られてきました。実際に「高タンパク食は腎臓を壊す」という説は有名です。しかし、本当にそうなのでしょうか?
今回は、近年に報告された7つのシステマティックレビューやメタアナリシスを徹底的に読み解き、タンパク質摂取の「リスク」に関する科学的結論を整理します。
トレーナーの方はもちろん、日頃タンパク質摂取に不安を抱えているトレーニーにとっても、「どんな食事戦略が最も安全か」を見極めるヒントになるはずです。
◆ 高タンパクは本当に腎臓を傷めるの?
「タンパク質は腎臓に悪い」――そんな話を聞いたことがある人も多いでしょう。
これは、タンパク質を分解すると老廃物が出て、それを尿として処理するのが腎臓の役割だからです。摂取量が増えるほど腎臓に負担がかかり、長く続けると腎機能を損なうのではないか、と考えられてきました。特に慢性腎臓病の患者にはタンパク質制限が古くから推奨されていたため、「健康な人でも高タンパクは危険」という誤解が広まったのです。
では、筋トレを行う健常な人がタンパク質をしっかり摂ると腎臓にどんな影響があるのでしょうか。
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