あかりを灯して~早いけど 夏~。
去ってしまいそうな夜に、
「線香花火で」と、小さく返ってきた。
星月夜
きみの横顔照らしてる
線香花火ちりちり落ちる
横顔が
風に揺れてる花火のごと
とうさんの手に
笑顔弾ける
「ねえ?」なんて
なにを言おうとしたんだい?
頬染める花火と浴衣のきみは
「ごめんね」と
紛れ込んでた 呟きが
列車の音と 小さな花火に
「お題は?」と
問えばちいさく 頷いて
「線香花火でいいですか?」
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