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日曜日よりの使者

音楽や映画、日々様々な作品に触れるのは、
共感を求めているわけではない。
自分のことをわかってくれてるようで嬉しい、
なんて思わない。
逆に自分のちっぽけさをふっ飛ばしてほしくて、いろんな作品に触れているのだ。
自分と同じ心情や考え方なんて、
たかだかしれてる。
それよりも、思いつきもしなかった方法で、
ここではないどこかに連れて行ってほしいのだ。

ハイロウズの「日曜日よりの使者」。
冒頭のヒロトの「このまま〜」という
歌い出しで、もう泣きそうになる。
「シャララ」のところでは、すでにどこか遠くに
向かう道中にいるかのように思えてくる。

このままどこか遠く連れてってくれないか
君は 君こそは 日曜日よりの使者

「日曜日よりの使者」ザ・ハイロウズ

怒ってる人や悲しみに暮れてる人を、
別の感情に向かわせる力って凄い。
時には一緒に怒ったり、悲しんでほしい時も
あるかもしれない。しかし、その怒りようや
悲しみ方次第で、さらに沼にはまる時もある。
それよりも全然関係ない話や別の方法で、
真逆の方向を向かせてくれたほうがいい。
何なら言葉なんていらない時もある。
言葉は時に軽すぎたり、重すぎたりするから。
ならば、この曲のスキャット部分のように
「シャラララ シャラララ」、と歌えばいい。
そのスキャットは時に、言葉以上の力を発揮する
言葉の意味から離れることによって、
ありとあらゆることから解放された
気分になれるから。

きのうの夜に飲んだ グラスに飛び込んで
浮き輪を浮かべた 日曜日よりの使者
適当な嘘をついて その場を切り抜けて
誰一人傷つけない 日曜日よりの使者

「日曜日よりの使者」ザ・ハイロウズ




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