旅の楽しみ方は人それぞれ 深くか、それとも広くか
今年のゴールデンウィークは平日が挟まるため、まとまった休みを取りにくい方も多いだろう。私も忙しかった頃は、GWやお盆、年末年始くらいしか連続休暇を取れなかった。小さなお子さんがいる家庭では、家庭サービスも大切、いくら混んでいても出かけざるを得ない事情もある。さらにインバウンドの増加、大阪の万博もあるので、飛び石でもこの時期は混んでいる。
それでも旅は、気分を変え、日常から一歩離れるにはうってつけの過ごし方だ。家でのんびりするのも悪くないが、身体は休めてもスッキリ疲れが抜けなかったりもする。
行き先は日程や予算に左右されるが、そこに人それぞれの旅の個性が浮かぶ。私はどちらかと言えば、同じ場所を訪れる傾向が強い。何度か通ううちに、そこの地理的事情もみえてくる。前回行けなかった場所に行ったり、効率的に移動できたり、食事も一度に多くは回れないが、馴染みの店とかできたら、また行きたくなる。どこかで読んだのだが、暮らすような旅というのがコンセプトとしては一番近い。
歴史的な名所を訪ねたり、ジャズの生演奏を聴いたり、美味しいものを探したり、そんな目的で旅することが多い。自然に癒されたり、温泉でゆったりもいい。若い頃を過ごした東京や横浜には、友人に会いに、また、昔を懐かしんだり、街の変化を見たりと、定期的に足が向く。もちろん、ジャズスポットも多い街だ。
目的の明確な旅もある。鉄道の旅を楽しむ人、マラソン大会やスポーツ観戦を目的に出かける人、仏像や城めぐりや推しのツアーに情熱を注ぐ人もいる。なかには、全都道府県を制覇したい、訪問国数を増やしたいという猛者たちもいる。やりたい事や見たいものがはっきりしている旅も魅力的だ。
私のようにお気に入りの場所を何度も訪れ、深くその街の魅力を追いかけるタイプもいれば、新しい土地との出会いを求めて、広く新鮮な発見を求めて旅するタイプもいる。
現代を生きる人々にとって、旅は日々の暮らしを豊かにするビタミンのような存在なのだ。
【Reg's Diary たぶれ落窪草紙 5月2日(金)】
