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アラサー女、はじめてのラフォーレ原宿|後編


ラフォーレ原宿なんていう、言わばファッションの殿堂的な商業施設に行くことになった私。

いきさつは前編にて👇


とりあえず、服を買いに行く服が欲しい。(そこから?!)

というわけで、自宅から少しだけ足を伸ばして、ヴィンテージっぽいお洋服を扱うお店に行ってみた。

そこで買ったのがこの服。

着た状態でごめんなさい。
一瞬スカートに見えるけどパンツです。


これはもう、一目惚れ
大胆すぎるくらい大胆なフリルに、繊細なお花の刺繍なんて、可愛すぎるだろ。

でもパンツなので、スカートより可愛くなりすぎず、コーデによってはカジュアルダウンもできそう。着回し力、大事。

これなら私も原宿を堂々と歩ける。
そう。

ファッションは心を強くしてくれるのだ。



こうして、フリルをまとった私はラフォーレ原宿に降り立った。

全身はこんな感じ。強そうでしょ。


ビルに入ってすぐ私の目に飛び込んで来たのは「愛と狂気のマーケット」という文字。
なんだそれ。最高か

後で調べたら、「愛と狂気のマーケット」というのは、さまざまなクリエイターが月単位で出店するフロアだそう。
それぞれのクリエイターがこれでもかと個性を爆発させているので、そのフロアは文字通りカオスを極めていた。

愛と狂気は表裏一体なのである。


初めての場所にドキドキそわそわで完全におのぼりさん状態の私だったが、友人は迷わず足を進める。


「ここがロリータの本拠地だよ」

そう言って連れられてきたのは地下1.5階だった。

1.5?と戸惑う人も少なくないだろう。ラフォーレ原宿の構造はやや特殊で、フロアが0.5階ごとに上がれるようになっている。

横から見るとこんな構造。
2つの建物が階段で繋がってるイメージ。


そんなこんなでたどり着いた地下1.5階には、ロリータファッションのお店がずらりと並ぶ。


ロリータ界隈では常識だろうが、一口にロリータと言ってもさまざまな種類がある。
甘さを追求した甘ロリ、ダークな要素をプラスしたゴスロリ、中華系の華ロリ、和風の和ロリ……などなど。

なんとそのほぼ全てがラフォーレ原宿の地下1.5階で網羅されている……ように素人の私からは見えた。
なんかもうスゴかった。(物書きとは思えない語彙力)


とにかく並んでいるお洋服が、駅ビルに入っているようなお店と全然違う。

パニエでふんわりと広がるように、た~〜~っぷりの布で作られたスカートに、襟も袖も胸元も、これでもかというくらいにフリルやレースがついたブラウス、およそ実用的ではないサイズのリボンやバッグ……。

そしてその全部がとにかくカワイイ
お洋服なんて、布があればあるほど良いんよ。


甘ロリのお店はピンクを基調に店内がパステルカラーで統一されたふわっふわの空間。
大人のmezzo pianoだなぁ……などと、その世界観に圧倒されてしまう。

フロアをぐるっと回ってみて、自分はどちらかというとゴスロリっぽいテイストに惹かれた。黒×赤に惹かれてしまう辺り、私の中二病は一生治りそうにないな……などとぼんやり考えながら、アンティーク調のゴツい指輪が欲しくなったりする。


さて、今回私が目指したいのは上品なスタイルが特徴のクラロリ(Classic Lolita)である。クラロリは他に比べてやや落ち着いた印象があるので、これなら手を出しやすそうだと思ったのと、単純にクラロリの雰囲気がとっても好みだった。

そんなことを頭の隅で考えながら、友人に連れられるがままアトリエピエロに入店。

ATELIER PIERROT(アトリエピエロ)とは
ゴシックロリータのセレクトショップ。オリジナルブランドをはじめ、海外インディーズブランドも取り扱っており、ゴスロリ、クラロリなど様々なジャンルのお洋服や雑貨に出会える。

参考:ラフォーレ原宿Webサイト


この雰囲気好きだわ~~~!
というのが第一印象。ハリーポッターコラボのお洋服も出ていて、こんなんみんな好きだろうが!という気持ちになった。(筆者はハリーポッターも大好き)

お洋服も雑貨も全部全部カワイイ。カワイイものに囲まれた空間、いるだけで幸せな気持ちになれる。


だがしかし、このお店に限らずこの界隈のお洋服はお値段がかわいくなくて、ブラウス1枚に1万円はくだらない。上下の服、靴、カバン、ヘアアクセサリーまで全部一式揃えようと思ったら、諭吉……もとい栄一は一体いくら要るのだろう……。

私は怖くなって計算をやめた。


財布の紐が固くなるのは、私の懐事情によるところであって、コスパとかの問題ではない。

あの見たことのない柄の布は一から作っているのだろうし、それをふんだんに使って、フリルもレースも、ついでにリボンもたっぷりつけたらお値段が張るのはむしろ当然だ。
そもそもデザインだってこだわったものだろうし、こればっかりは受け入れざるを得ない現実である。

お値段はかわいくないが、それ相応、あるいはそれ以上の代物がロリータ服なのだ。あれはもう衣料品というか芸術品だと思う。


そんな芸術品が並ぶ店内は、店員さんはもちろんお客さんもロリータさんばかりだが、みんなそのお洋服が大好きなんだなぁ〜というのが全身から伝わってくる。素敵。

私も友人もこの日は全然ロリータの装いではなかったけれど、接客がとても丁寧だった。

友人が、自分の着ようとしているお洋服の写真を見せて「これに合う頭ものを探しているんですけど」と伝えると、まずそのお洋服のことを褒めてくれる。これは自己肯定感爆上がりである。

その時友人は緑系のものを探していたのだけど、こっちも合うと思いますよ〜と、緑じゃないのも色々提案してくれた。
お姉さん、商売上手。

結局私はそのお店では何も買わなかったのだけど、ロリータに沼る気持ちはすごい分かるな……と思った。
私が大富豪だったらお店の端から端までくださいって言ってる。


「よし、じゃあクロチャに行こうか」

と、友人は言った。

クロチャとは
クローゼットチャイルドの略。ロリータ・ゴシック・パンクのブランド古着専門店で、原宿のほか新宿、池袋、横浜、大阪に実店舗と、オンラインストアを展開している。
原宿の店舗は日曜と木曜が定休日。

お店に入ると、古着屋さん特有のびっしりと服が並んだ空間。
他の古着屋さんと違うのは、それらが全てロリータ系のお洋服であること。

ここから掘り出し物を見つけるのは楽しそうだなぁとワクワクしていると……

「これ良いんじゃない?」

と、友人に1枚のブラウスを渡された。
確かに、いかにもロリータブランドのブラウスという感じで、私が大好きな赤のリボンがついていて、襟にも袖にもフリルがあって………何これかわいすぎる


すごく欲しくなったけれど、古着とはいえそれなりのお値段なんだろうなぁと思いながら値札を見ると、5,000円しない……!

え…お安すぎませんこと……?!

衝撃すぎて思わずお嬢様口調。


その後、2,000円台のジャンパースカートが見つかったりして、それはもう大興奮で私はお買い物を終えた。

ブラウス1枚、ジャンパースカート1着、もう1着スカートも買って、締めて約9,000円
定価だったらブラウス1枚買えるか買えないかである。良い買い物した〜。


ここで気づく。
「1回ラフォーレで定価を見て、それからクロチャに行こう」
と言った友人の真意に。

そう、一度定価を見てから古着の値段を見ると、金銭感覚がバグるのだ。
固く締めていた財布の紐も緩む緩む。油断していたらアウターも買っていたかもしれない。

でも良いの。楽しかったから。


そんな私が買ったブラウスがこちら。

刺繍かわいすぎ〜!

家帰ってコーデ組んで着てみたらいつもと違う自分が爆誕して、テンション上がって友人に写真送りつけてしまった。
そのくらい気分が上がるロリータ服、すごい。


ついでに買ってしまったスカートは、元々持っていた黒ブラウスとの親和性が高くてこれまたテンションが上がる。
この組み合わせでもお出かけしたいので、また予定を立てなきゃな。

厨二心が騒ぐ配色


と、いうわけで、かわいすぎるお洋服たちを装備して、アフタヌーンティーしてきます!楽しみすぎ〜!

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彩野リィ 最後までお読みいただきありがとうございました!「面白ぇ女」と思っていただけたらスキ❤️やコメント、シェアのほど、よろしくお願いします。チップは私の執筆のおとも・マウントレーニア カフェラッテにさせていただきます!🙇‍♀️