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「ヘモグロビンA1c 24 —— 測定不能から始まった、私の闘病」

あれは、突然だった。

病魔は、静かに、確実に私を蝕んでいた。

営業職による過度なストレス。
それが、すべての引き金だったのだと思う。

抑えきれない苛立ち。
帰宅後、異常なほどの食欲に襲われる。

酒の量も、気づけば増えていた。

そしてある日、突きつけられた現実。

——「糖尿病」

身体はだるい。
喉は渇く。
それなのに、食欲だけが異様に増していく。

気がつけば、98kgあった体重は
55kgまで落ちていた。

家族には申し訳なかった。
それでも、もう限界だった。

病院へ行き、即入院。

検査結果は——
ヘモグロビンA1c「24」。

院内の機械では測定不能。
外注に出して、ようやく出た数値だった。



そこから、2ヶ月の闘病生活。

不思議なことに、
身体は苦しくとも、心は少し軽くなっていた。

張り詰めていた何かが、
ようやくほどけたような感覚。

だが同時に、
家族への申し訳なさが、何度も胸を締めつける。

「もしかしたら、死んでいたかもしれない」

その言葉は、今も耳に残っている。



退院後、私は職を変えた。

そして始まった、
糖尿病との本当の戦い。

途中、引きこもりのような状態になったこともある。
それでも、そこから社会に戻った。

これは、すべて私の実体験だ。



この話は、まだ終わらない。

壮絶だったその後の闘いは、
何回かに分けて、ここに残していこうと思う。

もし、どこかで誰かの心に届くなら——
それだけで、救われる気がする。



あなたや、あなたの身近な人にも
「限界に気づけなかった経験」はありますか。




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