【パニックになる前に読んで】石油危機に備えるためのおすすめ本!基礎からサバイバルまで
1970年代のオイルショックでは、トイレットペーパーが店頭から消えるなど大きなパニックが起きました。
でも、いま心配されている(次の)石油危機は、当時よりずっと複雑です。
まず、ロシアや中東での紛争、アメリカのエネルギー戦略の変化、そして地球温暖化を防ぐための脱炭素の動きなどが複雑に絡み合い、もともとエネルギーの値段って上がりやすい環境になっていました。
そこにホルムズ海峡閉鎖が来ちゃったもんだから、もう一般素人じゃ理解できない状況だと思います。
このような複雑な危機に備えるには、ただ節約するだけでなく
①世界で何が起きているのか
②歴史から何を学べるのか
③家庭でどう備えればいいのか
を知ることが大切。
ここでは、初心者でもわかりやすい本を中心に、4つのステップで紹介します。
【ステップ1】基礎知識と歴史を知る
日本はエネルギーの大半を海外に頼っているため、世界で何か起きるとすぐに影響を受けます。
まずは、世界の基本的な仕組みと、過去の失敗から学ぶための本です。
『池上彰の世界の見方 15歳に語る現代世界の最前線』池上彰
資源やお金、宗教といったテーマで世界を串刺しにして、わかりやすく解説してくれる本です。
中高生向けに行われた授業をもとに構成されているため、大人が読んでもわかりやすく、複雑な世界のカラクリがスッキリ見えてきます。
『危機の構造 日本社会崩壊のモデル』小室直樹
日本人は昔から、目の前の問題にはすぐ対応する(トイレットペーパーを買いだめするなど)けれど、国全体の長期的な戦略を立てるのが苦手だと指摘する名著です。
オイルショック時の日本社会のヒステリックな反応を客観視し、パニックにならずに冷静に行動するためのヒントが詰まっています。
『日米開戦と人造石油』岩間敏
過去の日本が、石油資源の枯渇に対する恐怖から、破滅的な戦争へと向かってしまった歴史を描いています。
エネルギーを海外に依存しすぎることが、いかに国の首を絞めるかを教えてくれる一冊です。
【ステップ2】今の世界の動きを知る
今の原油価格はどうやって決まり、大国同士の思惑はどう絡んでいるのかを読み解きます。
『最新石油業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』橋爪吉博
石油産業の基礎知識から電気自動車(EV)の影響、最新の脱炭素化の動きまで、図解で直感的にわかるようにまとめた入門書です。
いきなり文字ばかりの難しい本を読むのが不安な方におすすめです。
『新しい石油の地政学』橋爪吉博
より詳しく知りたいならこちら。
ロシア、アメリカ、サウジアラビアという世界の3大産油国の動きを中心に、今の国際情勢を解説しています。
特に、脱炭素を進めることで逆にエネルギー不足や価格高騰(グリーン・インフレ)が起きてしまうという、現代ならではの意外なリスクも学べます。
『原油暴落の謎を解く』『エネルギー情報学入門』岩瀬昇
「エネルギー界の池上彰」とも呼ばれる著者が、原油価格の仕組みや歴史をとても分かりやすく解説しています。
石油の値段が上がったり下がったりする裏側を知りたい方にぴったりです。
【ステップ3】お金の動きに注意する
石油の値段を決めているのは、もはや産油国の王たちだけではありません。
『石油の支配者』浜田和幸
現代の石油価格が急激に上下する裏には、ウォール街などの投資家(投機筋)のお金が動いていることを教えてくれる本です。
世界的なニュースに反応して、あっという間に原油価格が跳ね上がる金融市場の仕組みがわかります。
【ステップ4】自分の生活を守る!
国や大きなインフラだけに頼らず、自分たちの手で生活を守るための具体的なアイデアをくれる本です。
『電気は自給があたりまえ オフグリッドで原発のいらない暮らしへ』田中優
電気を大きな発電所や送電網に頼りきりにするのではなく、太陽光パネルや蓄電池を使って自宅や地域で電気をまかなうオフグリッドという暮らし方を提案しています。
災害で停電しても、電気代が高騰しても安心できる、未来のライフスタイルが学べます。
『科学漫画サバイバルシリーズ:エネルギー危機のサバイバル1』
子ども向けの学習漫画ですが、大都市で大停電(ブラックアウト)が起きたらどれほど怖いパニックになるかが極めてリアルに描かれています。
エレベーターが止まり、水が出なくなり、通信も途絶えるなど、いざという時のシミュレーションとして大人にも十分に役立ちます。
『今日から始める本気の食料備蓄 家族と自分が生き延びるための防災備蓄メソッド』
エネルギー危機が起これば、物流が止まり、食料の値段も一気に上がります。
この本は、単なる一時的な防災ではなく、深刻な食料危機や混乱を想定して、すぐに始められる具体的な備蓄のアイデアを教えてくれます。
まとめ
石油危機に備えるには、池上彰さんのようなわかりやすい解説書や図解の本を使って、まずは世界の仕組みと歴史の教訓を理解することが第一歩です。
その上で、エネルギーの自給自足(オフグリッド)や食料の備蓄といった「自分の生活を守る具体的な行動」につなげていきましょう。
本を読むことで、見えない危機に対する不安を、実践的な安心へと変えるためのヒントがきっと見つかります。いざとなったら燃やせるし?!
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これからも毎日、本を紹介したいのですが、このnote、ずっと赤字状態です。もし本好きの方がいらしたら、チップを送っていただけると嬉しいです。