コミットメントラインってナンダ?──「借りてもいないのに払うお金」の正体
「お金を借りてもいないのに、銀行に手数料を払う」
そんな仕組みがあると聞いたら、どう感じますか?
「え?そんな無駄なことするの?」
と思う人もいるでしょう。
でも実際には、不動産投資信託(REIT)や大企業の資金戦略に欠かせない仕組みです。
その名もコミットメントライン(Commitment Line)。
今回は、この一見わかりにくい契約を、数字と日常の比喩を交えながら解説します。
財布の予備カードのような存在
想像してみてください。あなたの財布にクレジットカードが1枚だけ。
限度額を使い切ったり、旅行先でトラブルに遭ったらどうしますか?
そこでもう1枚「予備カード」があったら、安心ですよね。
コミットメントラインは、企業にとってのその予備カードにあたります。
銀行と「必要になったら、この枠まで必ず貸してください」と約束を交わす仕組み。
ただしクレジットカードと違って、借りなくても「安心料=コミットメントフィー」を銀行に払い続けます。
たとえるなら「年会費が数千万円かかるクレジットカード」を持つようなものです。
契約の具体像──どんな枠組みなの?
コミットメントラインには基本的な要素があります。
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