息子は黒、私は白。クローゼットが教えてくれた「写し鏡の子育て」
こんばんは。
今日も読みに来てくださりありがとうございます。
息子のクローゼットを見ていて、
「あれ?これ、私の困りごとの色違いじゃない?」
と気づいた出来事がありました。
子どもの困りごとって、
実は『自分の困りごとの写し鏡』
なのかもしれない。
そんなことを、クローゼットの中身が教えてくれたんです。
自分のことは何とか許せているのに、なぜか子どものこととなると
何とかしてやろうなんて思ってしまっていること。
そんな、どっちもどうしようもないじゃないか〜という部分に気づいて、肩の力を抜くきっかけになればいいなと思います。
ゆったりと読み進めてくださいね。
ちょこっと自己紹介
私はこんな人です。
4c5
元保育士。
いまは親として子どもと向き合う日々。
視覚障害児とそのきょうだい児を育てる母です。
子どもと見つけた小さな気づきや、心が動く瞬間を言葉にしています。
子育ての「あたりまえ」に潜むやさしさを、 読む人にもそっと持ち帰ってもらえるように書いています。
大切にしたいものを、大切にできるように。
みなさんへのお手伝いができるように。
息子の困りごと
小2の息子・のほほん兄さんのことで困ったことがあります。
それは、
黒い服しか着ないこと
どっひゃーーー!!!
全然困らへんやんーーーー!!!
と、ツッコミが聞こえてきそうですが…。
私は何か、、、嫌なんですよ。
厳密にいうと、デニムは履きます。
紺色、濃いめのグレーもまぁ着ます。
でも、基本的には上も下も黒い服を着ています。
もちろん、年がら年中。
なので、クローゼットは黒一色です。
黒一色スタイルになったわけ
のほほん兄さんが黒一色スタイルになって、1年以上たちました。
毎朝自分で服を選ぶようになってから、どうもお気に入りの服と出番の少ない服があるぞ?と感じるようになったことが始まりでした。
それまでも、本人に「この服着る?」と確認してから買うようにしていましたが、
「着る」と言ったものでもだんだん着なくなっていく服があることに気づき、
どうやら黒い服がお気に入りなようだとわかるようになりました。
明らかに黒ばかりになったのは小学生になり、毎日私服で学校に行くようになってからです。
「これ着る?」と聞いても「着ない」と、買う服自体が減ってきました。
そして、気づけばクローゼットが黒一色。
その頃には、私も指摘するし、のほほん兄さん自身も「黒がいい。黒しか着ない」と言うようになりました。
結論、何色の服を着ていてもいいんですけど。
子どもなんだし、いろんな色の服着たらいいやん!
という私の謎理論があったのです。
母のクローゼットで気づいたこと
ママ友と話す中で、よく
「のほほん兄さんは黒の服しか着ないから〜」
「なかなかこだわりのある男やわ〜」なんて話しています。
これが、赤一色とか、黄色一色とかだったら、探す服も大変だっただろうし、
毎日、全身赤男がランドセルを背負って学校に行っていたらちょっとギョッとするだろうけど、
幸い黒なので、地味だな〜くらいにか思わず(夏は暑そうだけど…)
「こだわりあるけど、黒だし、まぁいいか」
なんて思うようになっていました。
ところが、この春、私のクローゼットを整頓していて気づいたこと。
私のクローゼット、
白一色
でした。
白のロンTがなんと、5着!
白シャツが1着。
ありました。
しかも、全部着るやつ。
ほぼ1週間、毎日白の服で成り立ちます。
なんか嫌。は私が嫌。
な〜んだ。このこだわり、私と一緒やん!
肩の荷がスコーンと降りた気がしました。
だって、のほほん兄さんに、
「この黒のTシャツとこのTシャツ、何が違うん?」
と何度も言っていたけど、そっくりそのまま私に質問されるんですよ。
「この白Tとあの白T、どう違うん?」と。
でも、ちゃんと答えられるんですよね。
「これは生地が少し分厚い。こっちはロゴがついてる。全然違う」と。
兄さんも同じように答えてたんです。
「これはキャラクター。こっちは手触りがスベスベ」って感じで。
笑っちゃうくらい同じこと言うんですよ。
こりゃ、私だわ。
違う色にしたら?とか言われたって、目に止まるのは白ばっか。
同じ形でも、白の方が断然可愛く見える。
そうなんよ〜!!
色って大事なんよ〜!!!
本当はのほほん兄さんと「だよね〜」って共感すればいいんだけど、
なんか、嫌。
私のはいいのに、彼のは嫌。
自分はいいのに人はダメ
色違いのクローゼットを持つ私と息子。
人のクローゼットが一色なのはすぐに気がつくのに、
自分のは最近まで気づいてなかった。
絶対何年も前から一色だったのに。
自分のことは棚にあげて、1年以上前から息子にだけ
一色!一色!
と小言を言い続けてきました。
きっと、本当は、私自身がいろんな色を着たいと思っていたのかな〜?
自分ができないから、子どもが着る服にカラフルさを求めていたのかな〜?
そして、謎の『子どもだから』
子どもだからカラフルが良い
は、完全に自分ができないことを押し付けているだけだなと。
その時、初めて気づきました。
終わりに
私が、白のロンTを何枚でも持ちたくなるくらい可愛いと感じるならば、
のほほん兄さんが黒の服ばかり着たくなる理由も私と同じ。
子どもだって、そりゃこだわりもあるでしょうし、
着て元気が出るとか、着て落ち着く色もあるでしょうよ。
気づいてからは
「この黒着る?」
「この服、黒だけど着る?」
「どの黒にする?」
と黒色の服を前提に選ぶようにしています。
趣味が変わればまたそれに合わせて選ぶことにします。
毎日着たいくらい気に入っている服は、
必殺2枚買い!
で洗い替えを作ることにもしています。
なんか、嫌。
は私が嫌なだけで、のほほん兄さんは毎日好きな服を着てご機嫌です。
自分が変えられないことを子どもだからと人に変えさせるのは、
ドダイ無理な話。
今日も白T母と黒T息子がクローゼットから似たような服を選んでご機嫌に着ています。
なんて、平和な日常なんだ。
