素直に受け取る勇気が、自分を変える第一歩
――「謙遜」は、成長のチャンスを遠ざけていないか? ――
褒め言葉を「否定」しないことが、自分を変える起点になる
「いやいや、そんなことないです」
そんなふうに、ほめられたときに反射的に返していませんか?
謙遜は日本の美徳とされてきましたが、それが当たり前だと思っていた時期、私自身もほめられることに戸惑いを感じていました。
でも今、はっきりと言えます。
素直に「ありがとう」と受け取ることが、自分を肯定し、成長へつながる大きな第一歩です。
謙遜は「対話」と「成長」を止めてしまう
日本人は「謙遜が礼儀」という文化の中で育ちました。
相手のほめ言葉に対して「いやいや」と返すのは、おそらく無意識の習慣になっているでしょう。
でも、ちょっと考えてみてください。
その反応って、実はこんな意味を含んでいます。
相手の言葉(評価)を否定する
自分の良さを否定する
話を深めるチャンスを止める
つまり、謙遜はコミュニケーションのハードルにもなってしまうんです。
一方で、「ありがとう」と素直に受け取り、「どこを見てそう思ったの?」と返せば、相手との関係はぐっと深まり、さらに自分の強みにも気づくことができる。
これは、ただのマナーや感情の問題ではなく、自己理解や自己肯定感に直結するテーマです。
リストラを機に学んだ「素直さ」の力
私は過去に、会社からリストラを受けた経験があります。
そのときは、自分を否定されたようで、本当に辛かった。
「自分には価値がないんじゃないか」と、深く落ち込んだ時期もありました。
そんなとき、転職支援サービスの担当者が言ってくれた言葉があります。
「あなたは話し方が誠実で、聞く姿勢がすごくいいですね」
「もっと自信持っていいと思いますよ」
最初はやっぱり、「そんなことないです」「いや、たまたまです」なんて返していました。
でも、その担当者にこう言われたんです。
「それ、癖になってませんか?“謙遜”って、成長のチャンスを止めてるかもしれませんよ」
その一言でハッとしました。
謙遜って、相手の言葉を否定しているんだ。
そして自分の可能性に、フタをしてるんだ――。
それからは、なるべく素直に受け取る練習をしました。
「ありがとう」と言ってみる。
「そう言ってもらえて嬉しいです」と笑顔で返す。
最初は恥ずかしかったけど、少しずつ「自分にもいいところがある」と思えるようになっていきました。
結果的に、自信が戻り、再就職もうまくいきました。
自分の価値を、自分で認められるようになると、行動力も変わるんです。
自分を肯定することが、未来をつくる
いまの時代、「謙遜」は美徳というより、“思考停止のクセ”になってしまっている人も多いと思います。
もちろん、傲慢になる必要はありません。
でも、自分を下げるだけの謙遜は、誰の得にもならない。
素直に「ありがとう」と言うこと。
褒めてくれた人に「どこが良かったのか」聞いてみること。
そして、そこから自分の強みや伸ばすべきポイントを見つけること。
それが、“自分を推す”ということだと思います。
私はリストラを経験して、「自分には何もない」と思っていました。
でも、少しずつ周囲の声を素直に受け取り、自分を認めることで、少しずつ未来が動き出しました。
「謙遜」よりも「素直」。
「否定」よりも「対話」。
今のあなたが、もし自分に自信がなかったり、「褒められると戸惑う」タイプなら、ぜひ試してみてください。
「ありがとう」から始める、自分改革。
それがきっと、明日のあなたをちょっと楽にしてくれるはずです。
自分を推し活!やろうでぇ!
リトラジー
