【近代化計画】25年前のアベニールに、現代の視界を。~ドアミラー加工編~(アマゾン最安アラビュー装着の巻)
こんにちは!いつも読んでいただいてありがとうございます!Re:Tech JapanのRe:NISSANです。
本業が忙しく、なかなか更新もままならない状態をお許しください。また、また、YouTubeなどに先行で画像が出ている場合もあり、前後関係や時系列が少し分かりづらい部分もあるかと思いますが、そのあたりもお含みおきいただけましたら幸いです。
さて、デッドニングについては前回3回に分けてご報告いたしました。現状、トランクとリアシートのフロア施工を残すのみとなっております。 試走の結果報告もなしに次の作業をご報告するのは、実は今回の「アラウンドビュー施工」が、デッドニングと同時並行で行っていた作業だからです。
今回のデッドニング結果については、まだしっかりと検討しきれていませんが、正直なところ**【劇的な改善は認められなかった】**というのが現時点での体感です。 もちろん以前とは違うのですが、かけた労力に対して結果がついてきていない。ややがっかりしている自分もいます。これを前回のドアデッドニング比較動画のように、ある程度定量的な比較動画としてお届けしたいと考えており、ご報告が少し遅れている次第です。
そんな葛藤の中、今回からスタートする新シリーズは、アマゾン最安のアラウンドビューモニターへの挑戦です。(※アラウンドビューモニターは日産の登録商標だったかと思いますが、私の愛車も日産車なので、そこはご愛敬ということで。世界初のアラビュー搭載車も、確か日産でしたね。)
序文:なぜ「アラウンドビュー」なのか
「バックカメラが欲しい」 パートナーのそんな何気ない一言が、すべての始まりでした。 25年前の日産・アベニール(通称:安倍さん)。当然現代の車のような「快適装備」はそこにはありません。 そこで私が選んだのは、Amazonで見つけた「最安の中華製アラウンドビューキット:【パノラミックビューモニター 3Dアラウンドビュー 9インチAndroidモニター 】」です。。
1万円お高い【普通車スーパー3D本体】というのはモニターが別売のようなので、今回私は【9インチ3Dセット】を選択しました。
安さゆえの不安と、25年前の車に穴を開けるという背徳感。 DIYヤーとしての血が騒がないはずがありません。
1. 予習と覚悟。中古ミラーの調達
この計画、最大のリスクは「ドアミラーの破壊」です。 万が一、穴あけに失敗すれば、その瞬間に視界を失う。そこで私は、勉強用として中古の左右ドアミラーを事前に確保しました。 「失敗しても、戻せる道を作っておく」 これが、過酷なDIYに挑むための私のリスクマネジメントです。

2. 禁断の「あぶり」とホールソーの洗礼
ミラーを全バラし、いよいよカメラを埋め込むための穴あけ作業。 付属のホールソーでミラーの底を抜きます。しかし、単に穴を開けるだけでは満足できません。

「より平らに、より美しくカメラを収めたい」 その執念から、ヒートガンで樹脂をあぶり、無理やり形を整えようと試みました。 結果は、ほろ苦い「大失敗」。 穴が広がりすぎてしまい、穴の淵が逃げてしまったのです。 続く運転席側では、小さい穴の状態で加工してフィッティングこそ向上しましたが、今度は塗装がバキバキと割れる事態に……。


3. 完璧を求めすぎる事の代償
DIYは、時に理想が現実を追い越してしまいます。 こだわりが裏目に出る、その瞬間の絶望感。 しかし、その傷跡こそが、自分の手でこの車をアップデートしているという証でもあります。
ボロボロになったミラー内部の爪。割れた塗装。 それでも、カメラはそこに鎮座しました。 この「少し歪な始まり」が、後に360度の視界となって結実することを、この時の私はまだ信じるしかありませんでした。

4.DIYの現場で得た「気づき」
正直に言いましょう。 YouTubeで観たこの**【カメラ穴の加工】**を、自分でもやってみたかった。その気持ちがかなり強かったと言わざるを得ません(笑)
写真では分かりづらいですが、運転席側はあぶりすぎて塗装が「沸いて」くるというか、浮いてくる現象が起き、肌がふやけたような質感になってしまいました。 純正のカメラ付きドアミラーの下部が、塗装ではなく黒や透明の別パーツに置き換わっているのは、熱対策や加工精度の観点から見ても、いろいろと理にかなっているんだな……と、メーカーの設計に深く感心せざるを得ませんでした。
DIYという名の挑戦は、時にプロの凄さを再認識する旅でもあります。 さて、ボロボロになったミラー内部、割れた塗装。 それでもカメラはそこに鎮座しました。
5.配線通しの難:ミラー全バラの代償
当初は隙間を縫って通してやろうと考えていたカメラ配線。しかし、実際に構造を眺めてみると、ミラーを格納するたびに配線が「ギロチン状態」になってしまうリスクがあることに気づきました。
「これは中を通すしかない……」

そう覚悟を決め、構造を知るためにモーターまで含めたすべてをバラバラに分解しました(写真は助手席側の全バラ時です。いらないものが写り込んで見づらい点はご容赦ください)。

しかし、のちに判明するのですが、実はモーターのカバーやモーター本体まで外す必要はなかったのでした。結果論ですが、この全バラが仇となり、ミラーの格納機能が失われるという事態に(たぶん、私の組み立てが甘かったのでしょう)。さらに、4か所中2か所のツメを折ってしまうという痛恨のミス。DIYの洗礼は、予想以上に過酷でした。

6. カプラーバラシ:未知なる領域への挑戦
配線を通すために突き当たった壁。それは純正のカプラーでした。 私自身初体験だったのですが、どうやらこのミラーのカプラーは、端子を抜いてバラせるようになっているようです。本来は専用工具があるのかもしれませんが、黄色いロックプレートをずらし、精密ドライバーで慎重にツメを上げ……「バキッといかないでくれ」と心の中で祈りながらの作業。

冷や汗をかきながらも、なんとか無傷で端子を抜くことに成功しました。 先にカメラのコネクターをミラー内に通し、その後に純正の配線を戻す。これでようやく、断線や浸水のリスクを大幅に低減した、スマートな布設が可能になりました。これで長期間の使用も安心(……だと信じたい!)です。

7. 「締まりばめ」による執念の固定
配線さえクリアできれば、あとは戻すだけ。 カメラの固定ですが、現在は穴のクリアランスを極限まで詰めた「締まりばめ」のような状態で収まっています。 付属のホールソーで開けただけの穴ではカメラは入らず、最後はミニリューターでミクロ単位(コンマ数ミリ)の調整を繰り返しました。仕上げにカメラへシリコンオイルを薄く塗布し、穴にググッと差し込んで、ようやく「定位置」に。
ゴムパッキンの摩擦と私の調整力だけで固定されている状態です。本来なら接着剤やグルーガンでガチガチに固めるべきかもしれませんが、後々の画角調整も視野に入れ、今回はあえてこの「攻めの固定」で挑みました。


最後に
ドアミラー加工だけで、ずいぶん長く語ってしまいました。写真がくどくなってしまったことを申し訳なく思いますが、これは将来の自分への備忘録であり、そして「もし」この後に続く方がいれば……という願いを込めて、筆を止めることができませんでした。
アベニールでアラウンドビューに挑む方が、他に現れる可能性はほぼゼロに近いのでしょうけれど(笑)
当ブログで紹介している機材は、実際にRe:NISSANが購入し、施工・検証したものです 。 ※Amazonのアソシエイトとして、Re:Tech Japanは適格販売により収入を得ています 。
※警告: 正しい使用方法は必ず取り扱い説明書を遵守せよ。DIYという名の挑戦は、常に自己の責任において行われるものである 。 #DIYは自己責任
道具紹介
私の物とは違いますが、一家に一台あっても良さそうなマイクロドライバーセット
安倍さんの為に買ったヒートガン
色々な事に使えるマスキングテープ
DIYではこんなにいらないのでホームセンターで必要分買っています
12~18mmのものと 50mmの物が助かっています。
ホームセンターでは他メーカーのものも3Mも価格が変わりませんので、私は3Mの黄色タイプを気に入って使っています。表面がツルツルなので、配線布設時の先端保護に使うと、シリコンスプレーでよく滑ってくれます。
ミニリューターは私が使っているものはEARTH MANの商品みたいですが廃盤のようです。代替品だとこれかなぁ?と思われます。ある程度刃物も付いているようで、良さそうです。私は当時刃物がほとんど付属していなかったので、刃物セットを別で買っています。軸のサイズの知識が無く選定に苦労した記憶があります。こういう道具は本体よりも刃の方が重要だったりしますが、私くらいのDIYヤーは加工する量が無いので、質より種類がたくさんある方が色々勉強できて良さそうです。
次回、いよいよ難所中の難所、車内への「配線布設」編へと進みます。
当ブログで紹介している機材は、実際にRe:NISSANが自腹で購入し、施工・検証したものです。 ※Amazonのアソシエイトとして、Re:Tech Japanは適格販売により収入を得ています。
※警告: 正しい使用方法は必ず取り扱い説明書を遵守せよ。DIYという名の挑戦は、常に自己の責任において行われるものである。 #DIYは自己責任
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