ミニバス界には、なぜ「つまらない大人」が多いのか。
「面白くない」のではない。
「つまらない」のだ。
ここでいう”つまらない大人”とは、お笑いのセンスの話ではない。
子どもの可能性を広げるよりも、自分の居場所を守ることを優先する大人のことだ。
ミニバス界には、このタイプが驚くほど多い。
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特徴① 自分の成功体験だけで世界を語る
「俺たちの時代は。」
「昔はもっと厳しかった。」
「これで勝ってきた。」
全部、自分の話。
スポーツ科学も、FIBAの育成論も、世界のトレンドも関係ない。
20年前の成功体験だけで、令和の子どもを指導している。
特徴② 「勝った」を育成と勘違いしている
育成とは、
勝つことではない。
勝てる選手を選ぶことでもない。
子どもを育てることだ。
ところが、
6年生だけを試合に出し、
下級生はベンチ。
卒団した瞬間、
「あとは知らない。」
それでも優勝したから名将。
本当に評価すべきなのは、
* 何人が競技を続けたのか。
* 何人が次カテゴリーで活躍したのか。
* 何人がバスケットボールを好きになったのか。
そこには誰も興味がない。
特徴③ 「指導」より「支配」が好き
考えさせるより、
命令する方が楽。
説明するより、
怒鳴る方が早い。
だから、
「黙ってやれ。」
「考えるな。」
「言われたことだけやれ。」
になる。
育成ではなく、統制。
子どもではなく、兵隊を作っている。
特徴④ 学ばないことを誇りにする
「資格なんかいらない。」
「現場が全て。」
現場は大事だ。
でも、
現場しか知らない人ほど危ない。
医者が勉強をやめたらどうなるか。
教師が教育を学ばなかったらどうなるか。
指導者だけが、
「勉強しない方が偉い。」
という文化なのは異常だ。
特徴⑤ 他人の挑戦を笑う
海外へ行く。
新しい指導法を学ぶ。
SNSで発信する。
すると必ず現れる。
「そんなことして意味あるの?」
いや、
意味がないと思うなら、自分は何をしている?
何もしない人ほど、
挑戦する人を批判したがる。
特徴⑥ 肩書が大好き
「全国大会出場。」
「指導歴30年。」
「○○協会。」
肩書を並べる。
でも、
質問すると答えられない。
なぜなら、
肩書は知識ではない。
実績は思考力の証明にはならない。
特徴⑦ 子どもより、自分が主役
試合中、
一番目立つのは誰だろう。
怒鳴る指導者。
腕を組む指導者。
審判に文句を言う指導者。
主役は子どもだ。
なのに、
子どもより前に出たがる。
それが一番つまらない。
本当に面白い指導者とは
面白い指導者は、
子どもより前に出ない。
学び続ける。
失敗を認める。
世界を見ている。
昨日より今日、
今日より明日。
自分も成長している。
だから話が面白い。
だから子どもも成長する。
最後に
日本の育成が変わらない理由は、
才能がないからではない。
環境が悪いからでもない。
変わろうとしない大人が、変わろうとする大人を潰してきたからだ。
そして、その構造を「伝統」や「経験」という言葉で正当化してきた。
子どもたちは毎年入れ替わる。
でも、大人は何十年も同じ場所に居続ける。
だから変わらない。
子どもに「挑戦しろ」と言う前に、大人が一番挑戦しなければならない。
