絵付けをした器を褒める会
ちょっと前に絵付け体験に行った時の器が届いたので使っている。可愛いので見てもらおう。一緒に行った友人には真っ先に写真を送り、絶賛を得た。

揚げ焼きにしたたい焼きを乗せた時の写真。自然光に頼り切ったライティングが良いですね。色の感じとかドットの感じがすごく「絵付け体験」の絵付けって感じ。
最近素朴な雰囲気の器も可愛いなと思い始めていて、器に染まってきたなと思う。普段から器を見たり買ったりしない人のほとんどは、ぱきっとした色合いとか分かりやすく可愛い絵付けとかが目につきやすくて、渋いのはあんまり人気が無い。渋いのと素朴なのは目立たないという点で似ていて、手に取ると手放せなくなりそうな魅力があるのに、全然目立たないので手に取られない。
この話は今回の絵付けには全く関係がない。普通に独り言です。
さて、全貌をご覧あれ。

消火栓のマンホールでした。前々からマンホールの図柄の器が欲しいと思っていて、おそらく作る人がいないから自分でやらないと手に入らないなあとなっていたのだ。それでタイミングよく、絵付け体験をする機会が到来したのでやった。嬉しい。


ここは迷ったポイント。本当は違う記号みたいなのが描かれているのだけど、なんか大変そうだったからやめた。大変そうだったからだっけな、やめた理由忘れちゃった。これは私の好きな鷺のつもり。ちょっと体がもにょもにょしちゃったね。


重ね塗りした跡や滲んでしまったところがそのままに出ている。素焼きの素地に顔料がスイスイ入り込んでいくのが面白かった。濃さを変えられるのをもっと上手に使えたら幅が広がりそう。
裏側は仕切弁。

正直表側より好き。蓋っぽさが良いのかな。色の使い方がよかったのかな。なんだろう。元々のデザインが優秀なのかも。マンホールのデザイン見てて楽しいよね。伝統的な幾何学模様が使われていることが多くて、亀甲、組み亀甲、格子はよく見る気がする。地域ごとでちょこちょこ違うからそれも楽しい。

塗りたくった高台の中。重ねたところで濃さが違うのが手書きのほっこり感が出て良い。


この仕切弁の文字のところ、明らかに等分をミスったんだよね。仕切の間の線を引いた後に、均等に六分割出来なくなったことに気がついて、うわあああってなった。もう諦めるしかなかった。でもなんだろうね、それも結果良いよね。物語がある。

元々は表側だけ描くつもりで行ったんだけど、向こうの人に裏側も高台以外は描けますよって言われて、急遽描いたのだった。
私は割と勢いで仕上げるタイプで、図工の授業では早く完成した順で五人以内にいるようなスプリンターだ。対して、一緒に行った友人はとても丁寧にずれないように均等になるようにと描く人だった。私が両面描き終わってから数分後に、私のより3cm直径が小さい小皿の片面のみを友人が描き終わった。性格が出る。

焼成後にどうしても器に歪みが出てしまったらしく、焼き直しなどで調整してくれたが直らなかったという。私が普段見ている骨董の器だと、カタツキのあるものがほとんどなので、全然問題ないっすわという気持ち。頑張って焼いてくれてありがたいことだ。



気になっていた角煮まん、ネギトロ巻き、あんこと餅。外側の円がとても良い感じに見せてくれる。使ってみたら結構可愛くて驚いた。
マンホール全部制覇してよと言われたが、どう考えても私が死ぬほうが先なので断った。
絵付けやってみて、やっぱ職人ってすごいな!と。分かっちゃいたけど、自分の筆遣いが思っていた以上に拙かった。これはこれで愛らしいんですが、細かな線で描く美しい絵付けの素晴らしさが技術的な面で実感したというか。いつか繊細な絵付けもやってみたいな。下書きをしてなぞるようなの。九谷焼とかそういうの。ヨーロッパの絵付けとかも良いよね。古染付写しとかやってみたい。
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