iDeCo大拡充!でも「全力を出す」のは薦めない理由。60歳まで引き出せない以外の「2つの欠点」を知っておこう!
2026年12月の制度改正により、2027年以降、iDeCoの拠出枠が大きく広がる予定なのを知っていますか?
参考記事:iDeCoの大拡充について(楽天証券)
【2026年12月制度改正】iDeCoの加入可能年齢・拠出限度額が引き上げ
簡単にいうと、iDeCoに拠出できる金額が大幅にUPします。
それに伴い、
「NISAとiDeCo、どっちを優先したらいい?」
という声が今後聞こえてきそうなので、この記事をまとめました。
先に結論を。
「iDeCoはいい制度」でわが家もやっていますが、
iDeCoが大拡充しても、「全力を出す」のはあまりお勧めしません。
理由は、「iDeCoは60歳まで引き出せないから」だけではありません。
もっと大きい理由があります。
今回紹介しているのは、効率的に資産を貯めるだけでなく、「幸せな老後」を送るために必要な考え方です。
知っている方と知らない方で、NISAとiDeCoの拠出額のバランスも変わるかもしれません。
iDeCoは良い制度ですが、60歳まで引き出せない以外に「2つの欠点」もあります。
なるべくわかりやすく、お金に詳しい「らぷ🦕」と、あまり詳しくない「らぷこ🐧」の掛け合い形式でお届けしますので、お楽しみください。
大前提:iDeCoはいい制度。だが…
らぷこ🐧「ねえねえ。なんか来年から、iDeCoに出せる金額が増えるって聞いたけど本当?」
らぷ🦕「うん、2026年12月の制度改正でiDeCoの拠出枠が大きく広がる予定だよ。たとえば企業年金のない会社員なら、月2.3万円が月6.2万円まで、約2.7倍も拡大される予定。」
らぷこ🐧「2.7倍はすごいね!節税にもなるって聞くし、来年からはNISAを削ってでもiDeCoにガンガン入れた方がいいのかな?」
らぷ🦕「ここだね。わが家としては『iDeCoはいい制度だけど、全力を出すのはあまりおすすめしない』って思ってるよ。」
らぷこ🐧「えっ、なんで?60歳まで引き出せないから?」
らぷ🦕「それもあるけど今回の話の本質はそこじゃない。いい制度なのは間違いなくて、わが家もiDeCoはやってる。ただね、『全力で入れる』のと『活用する』のは全く別の話なんだ。今日はそこを一緒に考えてみよう。」
あまり語られていない、iDeCoの「受け取りフェーズ」の話
らぷこ🐧「iDeCoのデメリットって、『60歳まで引き出せない』ってやつでしょ?」
らぷ🦕「そう、そこはよく言われる。そして、多くの注意点がそこで止まっている。でもね、らぷこ。実はもう一つ、あまり語られていない注意点があるんだ。」
らぷこ🐧「もう一つ?」
らぷ🦕「老後のiDeCoのお金は自分の判断で自由に動かしにくい場合があるってこと。」
らぷこ🐧「どういうこと?」
らぷ🦕「iDeCoの受け取り方は『一時金(一括)』『年金(分割)』『その併用』の3択。しかも受け取り開始時に一度決めたら、基本的には後から自由に変えられないんだ。
制度が用意したメニューの中から選ぶしかなくて、NISAみたいに『非課税で淡々と運用しながら、今お金が必要だから月10万円だけ売る』みたいな自由は効かないんだよね。ここが凄く大きい。」
NISAとiDeCoは“全く別の制度”
らぷ🦕「NISAは『少額投資非課税制度』。投資の利益に税金がかからない口座で、売却・引き出しはいつでも自由。投資の制度だよね。」
らぷこ🐧「うんうん。」
らぷ🦕「一方iDeCoは『個人型確定拠出年金』。名前のとおり、これは年金制度なんだ。受け取り構造は国が管理していて、個人の裁量は枠内に限られる。」
らぷこ🐧「なるほど…名前にちゃんと『年金』って入ってるね。」
らぷ🦕「そうなんだ。NISAとiDeCoって、税制メリットの比較で並べて語られがちだけど、本質的には違う。NISAは投資で、iDeCoは年金。年金だから、節税メリットが強い分受け取り方に制約があるんだよね。」
老後に“大きなお金が必要になった時”のNISAとiDeCoの違い
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