無料:【何が起きてるか知りたい人へ】米・イラン戦争で結局どうなる?原油急騰・円安・備蓄放出…影響を整理してみた【特別号】
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🐧 ねえ、ちょっと聞いてもいい?毎日ニュースを見てるけど、正直ついていけなくなってきた。アメリカとイランの戦争、一体何が起きてるの?
🦕 うん、気になるよね。整理すると、今回のポイントは大きく3つ。
① なぜ戦争が始まったのか
② 原油価格が急騰し、いま何が起きているのか
③ 日本の家計や投資にどう響くのか
順番にいこう。
① そもそも何が起きているの?
🦕 2026年2月28日、アメリカとイスラエルがイランに大規模な攻撃を行った。主要報道では、この攻撃でイランの最高指導者アリ・ハメネイ師が死亡し、その後、息子のモジュタバ・ハメネイ氏が新たな最高指導者として強硬な姿勢を示していると伝えられている。
🐧 国のトップが…。でも、そもそもなんでアメリカはイランを攻撃したの?
🦕 背景にはいくつかの要因が重なっているけれど、特に大きいのが核開発問題だとみられている。Reutersなどによると、開戦前まで外交交渉は続いていたものの、アメリカとイスラエルは軍事行動に踏み切った。
その後、イラン側は反撃を拡大し、イスラエルだけでなく、湾岸地域の米軍基地やエネルギー関連インフラにも攻撃が広がった。サウジ、UAE、カタールなど中東のエネルギー供給網に混乱が広がり、世界の原油・ガス市場が大きく揺れている。
🐧 湾岸の国々まで巻き込まれてるんだ…。
🦕 そう。そして一番大きいのが、ホルムズ海峡を通るエネルギー輸送が大きく妨げられていることなんだ。
🐧 ホルムズ海峡って、名前は聞いたことあるけど…
🦕 世界のエネルギー輸送にとって、とても重要な海の通り道だよ。今回の戦争で、ReutersやEIAは、ホルムズ海峡の通航が大きく阻害され、原油輸送に深刻な支障が出ていると伝えている。
一方で、3月12日にはイランの国連大使が「イランはホルムズ海峡を閉鎖するつもりはない」とも発言していて、政治的には全面閉鎖を否定しつつ、実務上はかなり機能不全に近いという、少しねじれた状況になっている。
② 原油価格はどうなっている?
🦕 開戦後、原油価格はかなり大きく動いている。Reutersによると、戦争開始後にBrent原油は急騰し、一時119ドル台まで上がった。その後、備蓄放出の報道などでいったん落ち着く場面もあったけれど、足元では100ドル前後の高い水準が続いている。
🐧 かなり荒れてるね…。
🦕 そう。EIAは3月の見通しで、Brent原油は今後2か月、95ドルを上回る状態が続き、その後、年後半にかけて80ドル割れ、年末には70ドル前後まで下がると予測している。ただしこれは、ホルムズ海峡の輸送が徐々に回復するという前提の見通しなんだよね。
🐧 つまり、海峡の混乱が長引くと、この予想より高止まりするかもしれないってこと?
🦕 そういうこと。市場関係者の間でも、混乱が想定より長引けば原油価格がさらに上振れする可能性が意識されている。
世界の対応:大規模な備蓄放出
🦕 3月11日、IEA(国際エネルギー機関)は、加盟国による過去最大規模の緊急備蓄放出を決めた。規模は4億バレルで、世界的な供給ショックをやわらげる狙いだ。日本もこの協調対応に加わっている。
🐧 それで原油は下がったの?
🦕 一時的に安心感は出たけれど、Reutersは「今回の放出は大きな供給ショックに対する時間稼ぎにすぎない」とも伝えている。つまり、備蓄放出だけで根本解決するわけではなく、海峡の輸送回復がカギという見方が強い。
③ 日本への影響はどのくらい?
🐧 ここが一番気になるところ。日本って、原油はほとんど輸入だよね。
🦕 そう。日本はエネルギーの多くを輸入に頼っていて、中東依存も高い。だから今回の混乱は、主要国の中でも日本にとってかなり重い。Reutersも、日本経済は原油高が長引くと「低成長×高インフレ」に近い状況になりうると伝えている。
株式市場も大きく揺れていて、開戦後、日本株は大きく下落した。さらに円安も続いていて、原油高×円安が輸入コストを押し上げやすい状況だね。
🐧 それは怖いね…。すぐにガソリンとか灯油がなくなったりしないの?
🦕 少なくとも現時点では、すぐ物不足に直結する可能性は高くないとみられている。日本政府は3月11日、国家備蓄と民間備蓄を合わせて約8,000万バレル、45日分を放出すると表明した。放出は3月16日にも始まる見通しと報じられている。
ただし、問題は「なくなるかどうか」より、先に値上がりが来ることなんだよね。
🐧 なるほど…。なくなるより先に、まず高くなるってことか。
🦕 そう。ガソリン、電気代、物流費、食品価格は効いてきやすい。特に今回は、原油だけでなくLNG(液化天然ガス)も大きく揺れている。カタールは世界のLNG供給の約2割を担っているけれど、Reutersは3月4日、カタールの液化設備が停止し、少なくとも1か月は通常水準に戻れない見通しだと報じている。
🐧 じゃあ、電気代も心配ってこと?
🦕 うん。日本はLNG火力への依存も大きいから、原油だけでなくガス市場の混乱も家計にとって重い。Reutersも、日本の卸売物価は足元で鈍化しているものの、今回の戦争による原油高が再び物価を押し上げるリスクを指摘している。
さらに、ホルムズ海峡は肥料の重要ルートでもある。Reutersは、世界の肥料貿易の約3分の1がこの海峡を通るとしていて、今後は食品価格への波及も意識しておきたいところ。
シナリオ別に整理してみた
🐧 で、結局これからどうなるの?
🦕 正直、誰にも正確には読めない。だからこそ、いくつかのシナリオで考えておくのが大事だと思う。
シナリオA:比較的早い収束
🦕 もし停戦や輸送回復が比較的早く進めば、EIAの見通しに近い形で、原油価格は春先をピークに年後半にかけて落ち着いていく可能性がある。
ただし、停戦しても、海峡の安全確保や施設の復旧には時間がかかる可能性が高い。だから「停戦=すぐ元通り」ではない点は意識しておきたい。
シナリオB:長期化するが、少しずつ緩和
🦕 海峡の混乱が続きつつ、外交交渉と備蓄放出でなんとかつなぐパターン。
この場合、ガソリンや電気代がじわじわ上がる形になりやすい。
シナリオC:さらに大きくエスカレート
🦕 もし湾岸のエネルギー施設への攻撃が広がり、ホルムズ海峡の混乱が長引けば、原油価格がさらに上振れするリスクもある。市場関係者の間でも、混乱の長期化を前提にした見通しの上方修正が出始めている。
ここまで来ると、家計への影響はガソリン代や電気代だけでなく、物流費、食料品まで広く波及しやすくなる。
🐧 かなり怖いね…。
🦕 うん。ただ、アメリカ側も原油高の長期化は国内経済と政治的に厳しいし、イランにとっても周辺国を完全に敵に回すのは不利。双方に収束させるインセンティブはある。
だから、可能性はゼロではないけど、頭の片隅に置いておくという感じかな。戦争は感情も絡むから、利害関係だけでは動かない面もあるからね。
わが家はどう考えているか
🐧 で、わが家はどうするの?
🦕 まず大前提として、どのシナリオになるかは誰にもわからない。
だからこそ、わが家は「今あわてて大きく動かない」を基本にしている。
理由は3つ。
1つ目。日本は備蓄放出などの対応に動いていること。 少なくとも現時点では、すぐに物理的な不足へ直結する状況ではない。
2つ目。戦争が長引くと、アメリカ側にも政治・経済の負担が大きいこと。 Reutersは、アメリカのガソリン価格が上昇し、中間選挙を控えて政治リスクになりうると報じている。3月11日時点で、全米平均ガソリン価格は1ガロン3.58ドルまで上がっていた。
3つ目。地政学リスクで市場が荒れた局面では、感情的な売買が失敗につながりやすいこと。 もちろん今回は規模が大きいけれど、だからこそ、焦って全部売る・極端に買い向かう、の両方に注意したい。
🐧 じゃあ、「狼狽売りはしない」ってスタンス?
🦕 基本はそう。
積立投資をしている人は、こういう局面でも、まずは淡々と続けることが大事だと思う。逆に、「暴落してるから今こそ全力で追加投資だ」と普段以上に大きく動くのも、まだ少し慎重でいいかな、というのがわが家の考え方。
まとめると、今のわが家のスタンスは"平常運転を崩しすぎない"かな。 もちろん、状況がさらに変化するなら、そのときはまた見直す。もちろん未来はわからないけどね。
まとめ
🦕 今回のポイントをまとめるよ。
① 何が起きているか
2月28日に米国とイスラエルがイランを大規模攻撃し、その後、イラン側の反撃が湾岸のエネルギー網にも広がった。ホルムズ海峡は、政治的には全面閉鎖と断定しにくい一方、実務上はかなり機能不全に近い状態とみられている。
② 原油価格・エネルギー情勢
Brent原油は戦争後に一時119ドル台まで急騰し、足元でも100ドル前後の高水準。IEAは過去最大の4億バレル放出を決定したが、市場では「時間稼ぎ」の面が強いとみられている。EIAは、輸送回復を前提に今後2か月は95ドル超、その後は年後半にかけて低下すると予測している。
③ 日本への影響
日本は輸入依存が高く、原油高と円安のダブルパンチを受けやすい。政府は45日分の備蓄放出に動いているが、家計ではまずガソリン代、電気代、物流費、食品価格の上昇が意識されやすい。LNGや肥料への波及も要注意。
④ 3つのシナリオ
A. 比較的早い収束
B. 長期化しつつ段階的に緩和
C. さらに大きくエスカレート
→ どれになるかは読みにくい。だからこそ、"どれが来ても耐えられる家計と投資"が大事。
⑤ わが家のスタンス
狼狽売りはしない。積立は淡々と継続。大きな追加投資も、今はまだ無理にしない。まずは冷静に、ニュースと家計の両方を見ていく。
🐧 不安なニュースが続くけど、こうやって整理すると、少し冷静に見られるね。
🦕 うん。ニュースに振り回されすぎず、でも油断もしすぎず。いつもの暮らしを大事にしながら、必要な変化だけ見ていこう。
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記事内の情報は2026年3月13日時点のものです。情勢は日々変化するため、最新情報は各報道機関や公的機関の発表をご確認ください。

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