出雲旅行とご利益
数年前の思い出です。
奇跡的にサンライズの予約が取れた。
仕事を終えた木曜の夜、神田のカプセルホテルでシャワーを借りて東京駅へ。ずっとそわそわして落ち着かない。
乗車30分で酔った。
ほぼ眠れず朝を迎える。車内放送で聞き慣れない駅名がアナウンスされるのを聞くのが好きだ。
出雲市に着いて、ほとんどの人たちは出雲大社方面へ進む。最寄り駅に着くと仲良しマダムたちのリーダーが「ちょっと早いけど先にお昼食べるわよ。混んじゃうから」と話していた。
そうですね、と私もマダムにならう。

並ぶことなく出雲そばを食べられた。店を出ると長蛇の列。マダムありがとう。

出雲大社である。
そもそもここへ来たのは、結婚したいなどと思い始めたからだった。
その後突然疲れが出てきた。ちょうど来たバスに乗り、電車を乗り継いで松江の本日の宿へ。15時ころ、昼寝のつもりでベッドに横になった。
起きたら17時。悲しい気分で食事に出て、帰ってきてまた寝る。
翌日は楽しみにしてた境港に行く。

0番線が乗車ホーム。霊番線ってこと?大好きな妖怪だらけの町である。駅からずっと妖怪が連なってる。

近所の子どもたちが鬼太郎のキャラクターに扮して街を歩いてるかと思えば、過ぎゆく電車に向かってお見送りしてくれた。猫娘がたくさん、女の子の鬼太郎が1人、気合の入った一反木綿が1人。
その後は日帰り温泉などに行って、そんなこんなで帰りの時間になる。
帰りもサンライズで帰る。三半規管が弱いのに往復夜行列車を取った。狂気の沙汰である。
なんと出雲大社への願い事は叶った。
願いは
「結婚したいと思える人に出会えますように」
結婚はできていないのである。
