第10話 「鬼はまだいる。心を燃やせ。」の件 | クリスマスに鬼の接遇講師が降臨!?「接遇」そっちのけで鬼と戦う広報
畏れ多き大役として、柴田病院AIキャラクター「柴田AI(シバタ アイ)」の制作担当に任命された僕は、公開日を2026年1月1日に定められ、気づけばカウントダウン企画まで一身に背負うことに。
会議室の一言をきっかけに、院内やグループ施設に散らばる数字を探し続けるナンバーハンター 兼 数字探偵となり、逃げちゃダメだ!と鼓舞する日々を送りながら、いよいよAIキャラの制作に取りかかろうとしていたのだが…。
(※トップ画像は「鬼滅の刃」より引用)
2025年12月25日
山口県山口市 柴田病院内 某所
今日はクリスマスだ。
昨日はクリスマスイブだった。
今日も特に用事はない。
だから、早く帰る必要もない。
そして、今日も2日連続でAIキャラの制作を取りかかろうとしていた!
なんと残すところ、あと一週間……。
柴田病院AIキャラクターは、
一週間後には誕生する予定になっている。
……予定、である。
どうする?
どうするんだ?
手が、ついていない。
ペンは進まず、
プロンプトも打っていない。
構想も、
設計も、
人格も、
世界観も……
なにも、ない。
(これはまずい。
まずいぞ、これは。)
せめて、
せめて……
大まかなデザインだけでも……!!
しかし。
鬼のような締切。
鬼のようなタスク。
鬼のようなスケジュール。
…………。
炭治郎…
鬼はまだいるぞ!
令和になってもガンガンにいるぞ!!
鬼殺隊は、まだ必要なんじゃないのか!?

「……鬼か。」
そういえば――
鬼の接遇講師、っていたなぁ~。

その時、どこからともなく、
あの強烈な檄が…
そして、僕の脳裏に、
鮮明に、
鬼の接遇講師が…
降臨した!!
「はっ!!!」
そういえば…
──回想──
……柴田病院には、水生会には、
“7つの接遇”という考え方があります。
1.羞恥心を与えない。
2.恐怖心を与えない。
3.痛みを与えない。
4.納得してもらう。
5.不便を与えない。
6.不快な思いをさせない。
7.不利益を与えない。
――つまり、これらの考えは~

………長い!!!
しかし、今はいい!
細かい説明は抜きだ!!
とにかく思い出した!
…………・
ふぅ~
今日はいくつかの成果があった!
締切は近い!という再認識。
令和にも、鬼はいる!!という事実。
そして、目当てのものは…見つけた…。
そうだ。
今の僕に必要なのは、
水の呼吸でも、
全集中でも、
心を燃やすことでもない。
着手!!

いや、心は燃やした方がいいかも…
ということで、
柴田病院 AIキャラクター
”柴田 AI(シバタ アイ)”
公開まで あと ⇩ ⇩ ⇩

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