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義母に不倫を疑われた日。


夏の暑い日のことだった。
義母に、不倫を疑われた。

その原因は──
トイレットペーパー

その日、家のトイレットペーパーが
切れていることに気がついた。
でも義母を一人で家に置いて出るわけにもいかず、
「一緒に行ってね。」と声をかけ、
車でドラッグストアへ向かった。

広い駐車場。
エアコンをかけたままの車の中で、

「おかあさん、外に出なくていいからね。すぐ戻ってくるから」

そう言い聞かせて、私は小走りで店に入った。

慌てて買い物を済ませ、
両手にトイレットペーパーを抱えて車に戻る。

「おかあさん、お待たせ〜」

……あれ?

義母の様子が、なんだかおかしい。
元気がないというか、表情が重たい。

「どうしたの?気分でも悪い?」

そう聞くと、義母がぽつりと言った。

「りまさんに、
あんないい人がいたなんて……
子どもまでいたの?」

「……は?」
「……え?」

一瞬、何を言われているのか分からなかった。

よくよく話を聞いてみると、
どうやら私がドラッグストアから
出てきたとき、
たまたま前を歩いていたのが、

背の高い、30代くらいの男性。
そのすぐ後ろを歩く、5歳くらいの
男の子。
そして、その後ろにトイレットペーパーを両手に持った私。

義母の中で、
一瞬で「家族」が完成していたらしい。

……もう、笑うしかない。

どんな想像してたん?

と聞きたくなったけれど、
真剣に心配している顔を見ると、
それも言えず。

事情を説明すると、
義母はしばらく黙ったあと、

「あぁ……そうやったん……」

と、ほっとしたように息をついた。

不倫どころか、
ただの偶然。
ただの買い物。
ただのトイレットペーパー

…勘弁して(爆)

ちなみに、そのとき
私が両手に抱えていたのが、これだった。

誤解を生んだ原因は、
間違いなくこの紙だったと思う。

※私はAmazonアソシエイトとして、 適格販売により収入を得ています。

今思い出しても、
なんだか可笑しい。

心配しすぎてしまう義母と、
そんな勘違いも今となっては
懐かしい。

トイレットペーパーひとつで、
不倫を疑われる日が来るなんて。

人生、何が起こるか分からない。(笑)

※速攻、義理兄姉、実家の父母にも 
報告! 義理兄なんか電話の向こうで
笑ってるのが聞こえた。

いいよねー みんな、
本人じゃないもんね。 
・・・はぁ ため息よ
こっちは(笑)

※今日みたいに静かな雨の日は
優しくて懐かしい人たちを
思い出します。
あ!お線香あげてこよっと。

最後までお読みいただいて
ありがとうございました。



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