春芽シリーズ 第3回|いい春芽からいい夏芽が吹く!春芽が出る頃に覚えておきたい夏芽のこと
夏芽の発生メカニズム──“未来の主枝”が生まれる内部循環の科学
冒頭(ふかや村TV・現場レポート入り)
こんにちは、ふかや村です。
ふかや村がある 埼玉県ふかや村 でも、
ついに 春芽の芽吹き を確認できるようになりました。
この様子は、近々 ふかや村TVでも公開 しますね。
さて、この記事を書いているのは 3月26日。
関東圏のみなさんが育てている みかんやレモン、
そろそろ 新梢(春芽)が動き始めた頃 ではないでしょうか。
春芽が“戦力枝”に育つまで──
つまり 緑化が完了する約60日間 は、
今ついている葉っぱが木を支える“即戦力” になります。
では、なぜ冬から春にかけて
葉色が戻り、木が動き出すのか?
その力の源は何か?
そして、それをどう管理すれば
木が健全化し、隔年結果を抑え、
毎年おいしい果実を実らせるのか?
このあたりは、
これまでの 第1回・第2回 で
“内部循環の基礎” と “春芽の育て方” としてお伝えしてきました。



(落葉枝に付いた蕾は…どうなると思いますか?)




時期は 3月下旬。
ここからの管理次第で、
今年の木の状態が大きく変わります。
そして今回は──
みなさんが最も悩む「夏芽」について。
どこに出るのか
いつ出るのか
なぜ出ないのか
なぜ暴れるのか
どう育てれば来年の主枝になるのか
同じ位置から複数出た場合の“選抜(芽かき)”はどうするのか
春芽が動き出した“今”だからこそ、
夏芽の理解が 来年の骨格を決める最重要ポイント になります。
この記事でわかること(無料パート)
夏芽はどこから・どうやって発生するのか
春芽の質が夏芽の“強さ・数・位置”を決める理由
夏芽が暴走する条件(気温・根圧・剪定)
夏芽が“未来の主枝”になる仕組み
夏芽が出ない木の共通点
同じ位置から複数出た芽の選抜方法
第1回・第2回とのつながり(内部循環の一本道)
前回(第2回)の復習:春芽は“戦力枝”の素材(無料パート)
第2回では、
春芽の位置・角度・勢いが、60日後の戦力枝を決める
という内部循環を扱った。
✔ 第2回の要点
春芽は60日で緑化し、光合成効率が最大化
自給エネルギーが始まると“戦力枝”へ昇格
春芽の位置が夏芽の発生位置を決める
春芽の勢いが夏芽の強さを決める
つまり、
夏芽の質は、春芽の質の“写し鏡”である。
シリーズ紹介(無料パート)
春シリーズは、
“内部循環”を軸に 芽 → 枝 → 骨格 → 実 の流れを体系化したもの。
第1回:春根の動きと春芽の始動(基礎)
第2回:春芽の最適ポジション(戦力枝の素材)
第3回:夏芽の発生メカニズム(今回)
第4回:未来の骨格設計図(作物別)
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