2026年6月29日(月)
ある日記本を再読していて、印象的、かつ、いまの私の指針となりそうな言葉が見つかった。蛍光マーカーで線を引く。ここにも書き留めておきたいけれど、商業出版の本ではないため引用は避けたい。キーワードは「まなざし」、とだけ記すに留める。
散歩中。初めて通る道で、鉄パイプで補強された家が、似つかわしくない住宅街に突如として現れた。怖くてあまり見られなかったけれど、本当はもっと見ていたかった。補強というより、鉄パイプを木材のように組み合わせて使っているようだ。「監視カメラとかをしっかりつけていて、主張が強そうな住人」という偏見が頭をかすめ、足早に通り過ぎた。
いつもの猫たち。今まではバラバラでしか見たことがなかった、白っぽいのとキジトラが一緒にいた。どちらも香箱座りをして、それぞれ別の方向を見つめていた。
帰宅後、汗ばんでいたのでシャワーを浴びた。身体はさっぱりしたけれど、心はすっきりとせず。
数日ぶりの洗濯を済ませたあと、自転車に跨がって職業適性検査へと向かった。簡易的な職業興味と性格診断。窓口で任意の問診票の記入を促され、「無職」の欄に〇をつけた。別に隠してもしょうがない。内容はあまり印象に残らないものだった。会社を探すのが当然、という全体の空気への違和感。
帰宅して、どっと疲れてしまった。行くつもりだったスーパーは諦め、遮光カーテンをしっかり閉めた部屋で涼んだ。
とあるポッドキャストで、今年の抱負は「上手に休みたい」と言っていた。地味に喰らってしまう。私なら「上手に働きたい」、いや、「上手に社会になじみたい」。
なじんだ先に何があるのか、全然想像もできないけれど。
まずいと思ったさつま揚げ強めにレンチンしたら絶品
「これは一回きりだな」とジャッジしていた数日前の浅はかな私へ、教えてあげたい。
少しだけのつもりが盛大に仮眠してしまい、眠剤を飲むタイミングを見事に逃した。シンクに残った食器類を洗い、歯を磨いてベッドに戻る。
眠剤が、だんだん溜まってきた。
真夜中。窓の外に軽バンが止まった。夜逃げだろうか、と一瞬考えて、また目を瞑った。
