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私はどんな病院を選べば良いか?知っておきたい病院の機能

はじめに


わたしは、病院で勤務しています。
その中で、たくさんの希望を聞きますが、良くあるのは、『この病院をでてもリハビリを同じように続けたい』との希望です。
果たしてそれは、可能でしょうか?
人生で一度は関わる病院について、お話ししてみます。

昨今の病院の傾向


昨今、病院は複雑な機能分化をしています。
昔は、治療して長く入院することもありましたが、医療費の増大から、早期退院を迫られるようになったため、病院も専門化が進んでいます。
治療する病院、リハビリする病院、療養する病院、在宅生活の休養や短期リハビリをする病院など複雑化してきています。

治療をしたいとき


急性期病院を知っていますか?
病気を発症、受傷したときに一番に運ばれる、治療専門病院です。
一般的に病院といえば、これらの病院を思い浮かべるでしょう。
いわゆる、救急病院です。
手術や高度な医療まで行います。
具体的には、大学病院や県立病院な、日赤病院などか有名ですね。

リハビリを目一杯したいとき


回復期リハビリテーション病院でリハビリを行います。
365日リハビリを行っており、もっともリハビリができる機能を持っています。
理学療法、作業療養、言語療法、歯科衛生士、看護師などが連携しながら機能回復を目指します。
しかし、入院するには条件があります。
該当する病名が必要です。
具体的には、大腿骨や腰、膝、2肢以上の骨折。脳卒中などが一般的です。
さらに、病名ごとにリハビリ期限=入院期限が設けられています。(90日、150日、180日等)

入院するには、急性期病院での治療を終えて、リハビリができる状態でなければなりません。

回復が難しく、体調を維持したいとき。


療養型病床での入院を検討します。
主な役割は、改善の見込みが乏しく、医療行為がある、体調管理が必要な状態の管理です。
具体的には吸引や気管切開、酸素、床ずれ、経管栄養など自宅で維持が困難な状態の方を管理していきます。
ただ、リハビリを求められる家族は多いですが、メインは体調の維持です。リハビリはオマケといって良いため、期待できません。

もう少し、リハビリがしたいとき


地域包括ケア病棟を検討してみたらどうでしょうか。
60日以内でリハビリを行える病棟になります。
例えば、回復期リハビリの対象にならない方でも、疾患を問わないので、リハビリが可能です。
また、自宅で重度の医療行為がある患者の休養(レスパイト)を受け入れする場所として機能している病院もあります。

まずは、これらをざっくりと押さえて頂いていれば、入院したときに迷うことはありません。

病院で転院する際


殆どの病院にソーシャルワーカーがいるはずです。または、退院支援看護師の場合もあります。
とにかく、相談員へ相談し、どのような目的で転院したいかを話し合ってもらう必要があります。

もし、困ったら自分で病院を探さず、ソーシャルワーカー等に相談することで、速やかな転院が可能になると思います。

終わりに


箸休め的に、豆知識というような記事を書いてみました。
何かあれば、ソーシャルワーカーを頼ってみて下さい。

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