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『日本三國』がおもしろすぎてる。5年ぶりにマンガ全巻大人買いした話

2026年4月5日21時30分。
Amazonの購入画面で、「注文を確定する」のボタンを押した。

カートの中身は『日本三國』既刊6巻。
松木いっかさんが描く、文明崩壊後の近未来日本を舞台にしたSF大河マンガ。

まとめて買うと5,000円弱。
6巻だし5,000円だし大人買いと言えるか絶妙なラインだが以後大人買いとする。

マンガを全巻大人買いするなんて、呪術廻戦以来たぶん5年ぶりくらい。あのときも「これは最後まで追いかける」と確信して買ったけど、今回もまったく同じ感覚でした。

※アニメ第一話のネタバレが一部含まれます。


アマプラで第1話を観た夜

きっかけはAmazonプライム・ビデオでした。

2026年4月、TVアニメ『日本三國』がPrime Videoで世界最速配信されると知って、なんとなく第1話を再生。
そこまで期待していたわけじゃなかった。 「近未来で三国志?」くらいの温度感で。

でも観終わったとき、僕はもう原作のことしか考えられなくなっていました。

物語の序盤で、主人公の三角青輝(みすみ・あおてる)は理不尽な理由で妻を処刑されます。目の前には仇がいる。殺そうと思えば殺せる距離に。

普通なら、そこで刃を振るうじゃないですか。

でも青輝は、思い留まるんです。ここでこいつを殺したところで、この世の理不尽はなくならない。根本から変えなきゃ意味がない。

そう考えて、「日本を再統一する」 という途方もない決意を胸に旅立つ。

このシーンで、完全に心を持っていかれました。

力じゃなくて、知と弁で戦う主人公

青輝のかっこよさは、腕力で敵をねじ伏せるタイプのそれじゃないんです。

旧文明の知識と、切れ味のある弁舌。それだけを武器にして、圧倒的に不利な状況をひっくり返していく。相手が何万の兵を連れていようが、知恵と言葉で局面を動かす。

読んでいて、なんというか、自分の仕事にも通じるものがある気がしたんですよね。

僕はシステムエンジニアとして働いています。当たり前だけど、ムカつく仕事相手をぶん殴るわけにはいかない。理不尽な仕様変更も、炎上しかけたプロジェクトも、結局は「どう考えて、どう伝えるか」でしか状況は変わらない。

青輝の戦い方を見ていると、「知恵で人生を切り拓く」というちょっと青臭いけど大事なことを思い出させてくれます。架空の物語なのに、読んだあと少しだけ背筋が伸びる。 そういうマンガです。

電子じゃなくて、紙で買った理由

5年前に呪術廻戦を大人買いしたときは、迷わず電子で買いました。

冊数が増えやすいマンガは電子が合理的。本棚のスペースは有限だし、引っ越しのたびに段ボールが増えるのも知ってる。あのときはそう考えて、Kindleでポチポチと全巻揃えました。

でも今回は、紙で揃えました。

『日本三國』は架空の近未来が舞台なのに、空気感がどこか歴史書っぽいんです。古い地名、独自の暦、戦記ものとしての重厚な語り口。そういう作品は紙の質感を指で感じながらページをめくりたくなる。

合理的じゃないのはわかってます。でも、合理性だけで生きていたら、たぶん全巻大人買いなんてしない

「欲しい」と思った瞬間に、自分が一番しっくりくる形で買う。その衝動ごと大事にしたかったんです。

まだ1巻目が始まったばかり

アニメは始まったばかり。原作コミックスは既刊6巻で、7巻は2026年4月10日ごろに発売予定です。累計70万部を突破していて、たぶんアニメ化でもっと伸びるんじゃないかと思います。

呪術廻戦を大人買いしたときは、電子で最終巻まで追いかけました。きっと『日本三國』も最後まで追いかけることになる気がしてます。

ただ今度は、本棚の一角に少しずつ巻数が増えていく。その感覚って、連載マンガを紙で追いかける人だけが味わえるちょっとした贅沢です。

この先、僕の棚がどこまで伸びるのか——それが楽しみでしかありません。

▼ 原作マンガ『日本三國』(松木いっか/小学館)

アニメはAmazonプライム・ビデオで配信中(毎週日曜21:00〜世界最速配信)

※追記
同じ戦記もの(日本三國は架空の歴史ですが)でありながら、キングダムとはまた方向性が違った面白さだなと思いました。
とはいえそこには共通点もあるので、似てるところ似てないところを自分なりにまとめてみました。

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