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【岡山市教職員研修レポート】“水が怖い子どもたち”を笑顔にする授業づくりとは

「コーチ、実は水がちょっと怖いんです…」

これは、今回の水泳指導研修に参加された先生の、最初の言葉です。
子どもに水泳を教える立場である先生方も、実は“水に対する不安”を抱えていることがあります。

今回、新岡山県岡山市教職員組合様からのご依頼で、倉敷屋内水泳センターにて小学校の先生方を対象にした水泳指導研修を行いました。
この研修は単なる技術指導ではなく、「水が怖い子どもたちへの寄り添い方」や「水の楽しさ・怖さの伝え方」を中心に据えた内容です。

2週間前に実施したオンライン研修の内容を踏まえ、今回は待望の【対面実技】。なかには、オンラインには参加できなかったものの、「なんだか良さそう」と噂を聞きつけて参加してくださった先生もいらっしゃいました!

この記事では、研修を通してお伝えした「水泳の楽しさ」と「水の怖さ」、そして先生自身が体験を通じて“教える力”を育んでいった様子をご紹介します。

■伝えたいことはたった2つ。でも、とても大切なこと。

  1. 水泳の楽しさを伝えること

  2. 水の怖さを伝えること

「楽しさ」と「怖さ」、一見真逆のようでいて、実はどちらも同じくらい大事。
悲しい水難事故が減らないという現実。だからこそ、どちらも“伝えられる先生”になってほしいという想いで研修を行いました。

■子どもの“水が怖い”気持ちに、どれだけ寄り添えますか?

水を怖がる子どもは少なくありません。
でも「何が怖いのか」は人それぞれ。
今回の研修では、特に以下のような不安に着目しました。

  • プールの深さがわからない

  • 足がつかなくなることへの不安

  • 呼吸の仕方がわからない(息を吸うのは鼻?口?)

■安心を届ける「腰の支え」と「声かけ」

身長の低い低学年の子供たちは、プールに入るときにどれくらいの水深があるのか、自分は足がプールにつくのかという不安があります。

50mプールの推進が深いところを歩いて、そんな気持ちを一度先生方には考えてもらい、生徒の気持ちになってシミュレーションを行ってもらいました。水が怖い子が陥る最初の不安は、プールに入る時。足がつくのかつかないのかという不安があるので、シミュレーションでも生徒役の先生には不安な気持ちになってもらい臨んでもらいました。指導役の先生が不安にならないように腰を支えて声をかけながらサポートしていました。

「大丈夫だよ、足つくからね」「ゆっくりでいいよ」

この“声かけ”こそが、水泳指導の第一歩。難しい補助なんて必要ありません。
近くにいてくれるという安心感が、先生と生徒の信頼関係を築いていきます。

腰を支えてあげると、体が安定し、徐々に水底に足がつく。「あ、足がついた」と安心する。
それだけで表情がふっと柔らかくなるのです。この足がつくまでが不安で仕方ない。あなたの不安を分かり、支えているから大丈夫だよ。という気持ちを伝えてください。

呼吸のコツは「ぶくぶくぱっ」の後にある!

「ぶくぶくぱっって言うけど…いつ吸うの?」
という素朴な疑問。言葉通りに考えるとぶくぶくもぱっも全部吐いてしまうんです。

▶ 正しい順序は?

  1. 水中で「ぶくぶく」鼻から息を吐く

  2. 水面で「ぱっ」と口から息を吐いた後に息を吸う

慣れないうちは口からでもOK!なぜなら、息を止めておくと体に力が入ってしまうから。それよりは口でもいいので息を吐くことで緊張をほぐしましょう。
でも最終的には、水中での息の仕方(鼻から息を出し、口で吸う)を練習していきます。

■「沈む練習」ができると、水の中が怖くなくなる

ボビング(水中ジャンプ)は、実はしゃがむ運動=屈伸運動。

鼻から息を吐きながらしゃがむように潜ると、安心して水中に入ることができます。
しかし、鼻から息を止めたまま潜ろうとすると、肺に空気が残っていて浮いてしまう。

この“浮いてしまう感覚”が、不安定に感じて怖くなる子もいます。

▶ ポイントは「自分のペースでOK」と伝えること

大人でも怖いと感じる瞬間があるのですから、子どもならなおさら。
無理にやらせず、自分のペースで成功体験を積めるようにすることが、怖さを乗り越える鍵です。

■水の楽しさを知るには、水の怖さも知っておく

水泳を楽しむためには、「水の怖さ」も正しく伝える必要があります。

今回の研修では、実際に起きた水難事故の例を交えながら、命を守るために伝えておきたい話をしました。

  • 海や川に一人で行ってはいけない

  • 先生や大人の話をよく聞くこと

  • 危ない場面では「自分だけは大丈夫」と思わないこと

これらは、命を守るための“最初の水泳指導”です。

■40m泳げた!水を怖がっていた先生が見せた変化

研修の初めは「水が怖いんです…」と話していたある先生。
でも、子どもに伝えることを意識して自ら実践するうちに、どんどん表情が変わっていきました。

なんと最終的には、25mも泳げなかった方が40m完泳!

「水泳って楽しい!」
「これ、子どもたちにも伝えたいです」

この言葉に、私たち講師陣も胸が熱くなりました。

■全国の学校・教育現場の先生方へ

楽泳スイミングでは、今回のような出張型の水泳指導研修を承っています。
オンライン・対面の両方に対応しており、「水が苦手な先生でも大丈夫!」と自信を持って言えるプログラムを提供中です。

学校現場で水泳授業をより安全に、より楽しく行うための第一歩として、ぜひご活用ください。

▶ 詳細・お問い合わせはこちら
👉 https://www.team-rakuei.jp/168178.html

水に向き合う先生の姿は、子どもたちにとって一番の励みになります。
そして先生自身が「楽しかった」と感じることで、子どもたちにも水泳の楽しさはきっと伝わっていくでしょう。

💡この記事を読んだ先生へ質問です!

  1. 実際に研修を通して「一番心に残った場面」はどこでしたか?

  2. 自分が子どもだった頃、水に対してどんな印象を持っていましたか?

  3. 今後、生徒たちにどんなふうに水泳を教えていきたいですか?

ぜひ、お返事お待ちしております!

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