ゲームマーケットの「今」は参加者目線では自然な進化だと思った話
はじめに「この記事のスタンス」
私は出展経験こそありませんが、一般参加としては過去に4回ほどゲームマーケットに足を運んでいます。この記事では、出展者ではなく「一般参加者」の立場から感じたことをまとめています。
そして、正直にお伝えすると、以下の記事を読んだ上での感想でもあります。ただし、「ひよぺん幼稚園」さんの記事やそのスタンスを否定するつもりはありません。あくまで、現状のゲームマーケットに対して、参加者としてどのように感じたかという個人的な意見・感想になります。
筆者について
私のボードゲーム関連の情報は以下です。
ボードゲーム歴:2年半
所持ゲーム:約150個
遊んだ作品:約400個
好きな作品:重ゲー、トリックテイキング、ラダークライミング
苦手な作品:パーティー、言葉、反射神経、共感、お絵描き
また、noteにまとめているようにゲームマーケットで発売する作品については公式サイト、Xでのエゴサで収集した上で、試遊会に複数回参加しています。
事前宣伝は「当然」という感覚
過去の参加経験のうち1回、私は何の下調べもせずに会場へ行ったことがあります。そのときは、会場の雰囲気に圧倒され、1時間ほどでサプライを1つ買っただけで帰ってしまいました。
というのも、あの混雑の中でたくさんの出展サークルを見て回り、内容を把握して、購入判断をするのは体力的にも時間的にもかなり厳しかったからです。
だからこそ、事前に出展情報を調べたり、試遊したり、予約をしておくことは自然な流れだと感じます。出展者にとっては大変かもしれませんが、参加者の利便性を考えたときには、それが求められる形なんだろうなと思いました。
情報格差はあるが、知ろうと思えば届く
試遊会の存在や、出展日(土曜と日曜)の傾向といった情報は、一般参加者でもアクセス可能な範囲だと思っています。
ただ、私は職業柄もあって、趣味であっても情報収集を積極的に行うタイプです。なので、情報に慣れていない方にとっては、少しハードルが高く感じられるかもしれません。
この点は、どれだけ情報収集に力を入れるかというスタンスの違いが影響しているのだと思います。
見た目や話題性の影響「あるけど、それだけではない」
確かに、派手なコンポーネントや、大きな手作りパーツ、大量のサイコロなどを使った作品は目を引きますし、注目されやすい印象があります。
でも、実際のところは、ルールや過去の評価、試遊会での感想といった中身もちゃんと見られていると感じています。
注目されるには見た目も大事ですが、それ以上に、事前にどれだけ作品の魅力を伝えられるか(宣伝力)の方が影響しているのではないでしょうか。
結局のところ、ここでも事前情報の発信が鍵を握っているように思います。
ゲムチャレなどの企画は「届きづらい」
ここは記事とまったく同じ感想です。企画の存在自体は知っていても、どの作品が対象なのか、具体的にどんな効果があるのか、正直あまり印象に残っていません。
能動的に調べないと情報が届かない設計になっているのは、出展者側の意見としても共感できるところです。
運営側の情報発信や、企画の見せ方には、まだ改善の余地があるのではと感じました。
今のゲムマの形は、むしろありがたい
現在のゲームマーケットは、「一期一会」の即売会というよりは、事前に狙いを定めて確実に購入するためのイベントになっていると感じます。
これは、私のような参加者にとってはむしろありがたい進化です。
例えば、事前にルールを確認し、「これ面白そう!」と期待できるゲームを朝早くから並ばずに確実に買えたり、逆に期待外れのゲームを買うリスクを減らせるのは本当に助かります。
今のゲームマーケットの姿に、私は特に違和感を覚えませんし、むしろ歓迎したいと感じています。
視点の違いを尊重しつつ
ボードゲームプレイヤーにはいろいろな立場やバックグラウンドの人がいるので、初出展者がギャップを感じるのは当然のことだと思いますし、その声はとても大切です。
ただ、参加者側から見れば、今のゲームマーケットのスタイルは合理的であり、多くの人にとって助かる形になっていると思います。
出展者側も、その前提を踏まえたうえで、「どう届けるか」や「どこまで労力をかけるか」までを含めた計画を立てていけば、ギャップも少しずつ減っていくのではないかと感じました。
