続々々・新章・ディ[di]は聖なる魔法の言霊
令和8〈2026〉年6月6日㈯は十年に一度の“西暦下1ケタ・月・日”に含まれる数字【6】が三つ並ぶ日で、且つ漢字圏では【星期六, 拝六, 礼拝六】という風に土曜日は“第⑥曜”で表すことから“西暦下1ケタ・月・日・曜日”と【6】が四並びの【6666】となり、西洋の獣の数字【666】を上回る木火土金水の《水》属性に対応する【6】の力で水に関する八百万の神様の力が666の魔力を上回ったように思われ、且つ東洋の地母神の根源である“ディ”の言霊による《地》の字も影響しているように思われます。
4月27日のつなぐ日の前日である4月26日のDな日からいろいろな“つながり”を探査していることから、今回は前日が6月6日の悪魔の日であることにちなんで、魔とディの言霊などについて取り上げます。
デーモンは英語圏では【ディーモン】
デーモンすなわち“魔神”や“鬼神”を意味する英語【Demon】はディーマン[ˈdiː.mən]と発音され、ゲーム『ファイナルファンタジー』に登場するイカ《🦑》の頭となっているモンスター【ピスコディーモン】は英語の発音に合わせてデーモンではなく〈ディーモン〉と表記されているのが特徴となっています。
英語以外で“ディ”から始まるデーモン由来の単語です。
【Dimon】ルーマニア - ア・ルーマニア語では〈Demun〉[デムン]。
【Dimon / Димон】モルドバ
【Dimoni】カタロニア
後述のUnix系OSバックグラウンドプログラムなど固有名詞に用いる場合のデーモンの表記です。
【Димън】ブルガリア
【डीमन】ヒンディー - 漫画及びアニメ『鬼滅の刃』はヒンディー語で『डीमन स्लेयर』[ディーマン・スレーヤル]。
【ডিমন】ベンガル
【ഡീമൻ】マラヤラム
【디먼】韓国
守護神を意味するダイモーンも英語圏では【ディーモン】
デーモンの語源である古典ギリシャ語【Δαίμων】[ダイモーン]は元々“守護神”を意味する単語、コイネーの発音である〈ゼモン〉が英語【Demon】のルーツとなっています。
ちなみにデーモンは現代ギリシャ語で【Δαίμονας】[ゼモナス]となっています。
守護神の方の“デーモン”は英語ではラテン語【Daemōn】[ダエモーン]由来の【Daemon】或いはギリシャ語からの翻字【Daimon】のいずれかで表記され、【Demon】と同じくディーマン[ˈdiː.mən]と発音され、イギリス英語では合字アッシュ《Æ・æ》を用いて【Dæmon】と表記されるものが20世紀前半頃までの出版物で結構見られます。
Unix系OSのマルチタスクシステムは『Daemon』と呼称されますが、日本語ではダイモンではなくデーモンと呼称されます。
漫画及びアニメ『ドラえもん』の英語表記は『Doraemon』で、綴りは【Daemon】及び間に含まれるフランス語で“黄金《🥇》”を意味する【Or】[オル]と関連しているように思われ、22世紀の2112年からやって来た“未来の守護神”の意味合いとなっているようです。
タイ語でダイヤモンドは【ダイモーン】
タイ語で英語に由来する借用語のダイヤモンド《♦️》は【ไดมอนด์】[ダイモーン]で、“守護神《🧞》”の方のデーモンを意味する【ไดมอน】[ダイモーン]と同一発音となています。
〈カラン〉というタイ数字6《๖》を左右逆にしたような形状の発音しないことを示すダイアクリティカルマークをドー・デック=子どものD《ด》に付加した《ด์》は、原綴が《D・d》であることを示す役割となっていて、ダイヤモンドの【ไดมอนด์】は〈ダイモーン・D〉と解釈できるような綴りとなっています。
タイ語でデーモンを意味する単語では〈มาห์〉[マー]や〈มาร〉[マーン]があり、いずれも《魔》とつながっている単語です。
ラオ語の【ໄດມອນ】[ダイモーン]は“ダイヤモンド”と“ダイモーン”が同音異義語となっています。
ディアボロスと“ディ”の言霊
デビルのルーツである英語【Devil】[ˈdɛ.vəl デヴァル/ˈdɛvɫ̩ デヴォゥ]はギリシャ語【Διάβολος】[ディアボロス/ジアヴォロス]及びラテン語【Diabolus】[ディアボルス]に由来するものとなっていて、“ディ”の言霊が直接含まれているように感じられる単語となっています。
デビルはアトラスのゲーム『真・女神転生デビルチルドレン』シリーズ及びそのアニメ版『真・女神転生デビチル』では本家『女神転生』シリーズの“アクマ”に該当するものの総称となっていて、交渉で“仲魔”にしていくシステムとなっています。
昭和49年9月10日に発売された木之内みどりさん歌唱のアイドルソング『あした悪魔になあれ』は、頭サビの歌詞の内容から主人公の悪魔になりたい願望が詰まっているキャッチーな内容で、作詞は『デビルマンのうた』の阿久悠さんで、悪魔に関する歌つながりとなっているようです。
善良な悪魔=エウデモンは【良魔】
ギリシャ語で【Εὐδαίμων】[エウダイモーン/エヴゼモン], 英語で【Eudaemon】[ユーディーマン]と表記される、天使と異なる悪魔と対になる存在の対義語は【善魔】のようですが、善魔は善意が迷惑な行為となってしまうことの意味合いのようになっている単語のようになっているとうです。
“善良な悪魔”を意味する【エウデモン】の日本語名は、良い悪魔の略で【良魔】が悪魔の対義語としての正解のように思うようです。
平成3年にデビューしたライブアイドルの筒井稚美さんは『良魔』というタイトルのアルバムを発表したこともあり、良魔と書いて〈あくま〉と読ませるコンセプトのアイドルとして活躍し、コスチュームも良魔のコンセプトに合わせたものイメージとなっています。
エウダイモン・アラビアという地名
中東のイエメンは、かつて古典ギリシャ語で【Εὐδαίμων Ἀραβία】[エウダイモーン・アラビア], ラテン語で【Eudaemōn Arabia】[エウダエモーン・アラビア]と呼称され、“幸福のアラビア/幸福なアラビア”を意味する地名となっています。
イエメンの港湾都市であるアデンは、“善霊”及び“幸福”を意味するエウダエモンに由来するような響きであり、アデンのアラビア語表記【عدن】は、本来の発音に合わせた表記は【عَدَن】[アダン]となり、別の読みの【عَدْن】[アドゥン]は“エデンの園”を意味し、動詞の【عَدَنَ】[アダナ]は“停留する”あるいは“肥料をかける”意味となっていて、常に幸運に恵まれている地や肥沃な土地の意味合いから、ラテン語【Arabia Felix】[アラビア・フェリックス]やフランス語【Arabie Heureuse】[アラビ・ウルーズ]といった訳語ともつながっているようです。
