437.【WACK峮峮スピンオフ#20】峮峮(チュンチュン)嫉妬の悪魔レヴィアタンと対決!
大家好。WACK峮峮スピンオフの20回目、第2部の6回目は、嫉妬の悪魔レヴィアタンとの対決です。これは「WACK峮峮スピンオフ#19」の続きです。「WACK峮峮スピンオフ#19」は次のリンクをご覧ください。
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黒い森(シュヴァルツヴァルト)。ノートガルドの街から少し離れたその森は、黒い森と呼ばれている。鬱蒼とした森は、立ち入るのに躊躇するほど、昼間でも中は暗かった。森の中には泉が湧いているという噂もあるが、確認しに行く人も少ない。
峮峮(チュンチュン)が黒い森にやって来たのは、ここに嫉妬の悪魔レヴィアタンがいると、当麻無明に聞いたからだ。静けさに覆われた森からは、ひんやりとした風が吹いてきて、心地よく峮峮の髪を揺らした。
突然、海蛇が森の中から現れた。その巨大な海蛇を峮峮がかわすと、海蛇は森の入口にへばり付くように輪を描いた。海蛇は炎を吐きながら回転し始め、炎の輪となった。それは黒い森の紋章のように見えた。
しばらく見ていると、炎の輪が人影に変わっていく。多くの蛇が蠢く中、そこから現れたのはメドゥーサ!
「レヴィアタンか。嫉妬の悪魔よ」
峮峮が呼びかけると、レヴィアタンはにっこりとほほ笑んで言う。
「よく来たわね。その勇気には敬意を表しましょう」
レヴィアタンは堅固な甲冑を身にまとい、バイザーを付けている。石化の魔眼は覆い隠されていた。そして言った。
「私はあなたと戦う気はない。あなたも私と同じだというのを知っているから」
「どういうこと?」
「今まで恋をして嫉妬に駆られたことがあるでしょう。私はそんな嫉妬の感情を象徴している。あなたと共にあるの」
峮峮は戸惑った。レヴィアタンは嫉妬する人々を加護しているのか?
「勘違いしないで。私はあなたの味方、あなたの代弁者よ」
どうしていいかわからない峮峮、今まで嫉妬した経験が思い浮かんだ。嫉妬の炎、彼氏を失いたくない、彼氏を独占したい、自分だけを見てほしい、でもうまくいかない、嫉妬を抑えきれず暴言を吐く、感情的になって暴言を吐く、仲間を集めて相手の悪口、それは空しいストレス発散……嫉妬、それは苦しみでしかなかった。
「違う!嫉妬は肯定されるものじゃない!嫉妬に苦しむ人がたくさんいる!」
峮峮はバングルを交差させて言った。
炸裂……変身!
光チュンチュンに変身すると、聖剣を取り出して、レヴィアタンを攻撃した。
「聞き分けのない子ね……」
レヴィアタンはそう言うと、バイザーをゆっくりと外した。髪の毛の蛇がうれしそうに蠢く。
峮峮はレヴィアタンの攻撃を受けないように移動する。聖剣からグリーンの光を放っては移動し、またグリーンの光を放っては移動するを繰り返した。レヴィアタンからは何の反応もない。
峮峮は攻撃がうまくいってると思ったが、甘かった。レヴィアタンは目を閉じていたのだ。魔眼の力は封印されたままだった。
そのとき、峮峮の攻撃がレヴィアタンの甲冑を傷つけた。目覚めるレヴィアタン!その目をゆっくりと開き、峮峮をとらえた。
「あぁっ……」
峮峮の石化が始まった。足がどんどん石に変わっていき、動きが止まった。足から体へと石化は広がっていく。
「幻影、幻影、幻影……」
峮峮は呪文のように、「幻影」という言葉を唱えていた。この身は幻影!
石化が胸から肩、そして顔へと進んだとき、峮峮の中の別の身体が振動し、頭上から身体が飛び出した。高く飛び上がった身体へ、天から白い光が降り注ぐ。白く輝く身体で、レヴィアタンへと降下した。
レヴィアタンも石化の魔眼で応戦する。しかしその力は弾かれた。峮峮の周りに白いシールドが浮かび上がり、そのシールドが石化の魔力を弾き飛ばしていた。
「あれは……アヴァロンのシールド。ま、まさか」
レヴィアタンは呆然となった。ひざまずいて峮峮に許しを請う格好になった。峮峮はゆっくりと、うなだれるレヴィアタンに近づいた。レヴィアタンは涙を落としながら言った。
「私はあなたと戦いたくなかった。私はあなたと暮らしたかったの……」
「今さら何を言う。そんな泣き言が通用するか」
「最初から言ってたことよ。私はあなたと共にあるから……」
「レヴィアタン、お前は人々を苦しめているという自覚はないのか。その反省はないのか!」
峮峮がその言葉を発すると、レヴィアタンの魔眼が輝いた。峮峮のアヴァロンのシールドが白く輝き、石化の魔力を防いだが、森から大量の水が襲ってきた。激しい津波のような水を、峮峮はジャンプして避けると、木の枝に飛び乗った。
その水の中で、レヴィアタンは巨大な海蛇に姿を変えた。その硬い鱗は凶暴な素顔を露わにしていた。
「私が騙せると思ったか、レヴィアタン!」
峮峮は聖剣を高く掲げると、大音声で唱えた。
「水啦(スイラー)!」
聖剣は白い光に包まれ、パワーを増大させる。
炸裂!チュンチュン剣~!
峮峮がそう叫んで聖剣を振り下ろすと、今度は聖剣から透き通ったグリーンの光が放たれた。そのまぶしいグリーンの光に打たれて、レヴィアタンは悲鳴を上げて消滅した。そして、峮峮はつぶやいた。
「誰も私を負かすことはできない」
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今回は嫉妬の悪魔レヴィアタンとの戦いでした。どうもおかしな雰囲気が漂う中、強欲の悪魔マモンとの戦いに移ります。そして久々に如水珈琲店の登場です。
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峮峮スピンオフは、のろのろと続きます。。
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