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恐怖を無くせというのではなく、乗り越える心を持て

「田母神流士規七則」27日の続きです。
 
一、勇気を持て
 
作家曽野綾子さんが『教育するのは誰か』という本の中で書いていた様に思います。――ゲーテの言葉のようです。
 
「お金が無いからといって嘆くことはない
 失敗したからといって嘆くことはない
 名誉を失ったからといって嘆くこともない。
 それらは、これから頑張ればいくらでも取り戻すチャンスは出てくる。
 しかし勇気を失ったら全て終わりだ」
 
という言葉が私の頭に残っています。
今の若者だけではなく、日本人に足りないものは、この「勇気」ではないでしょうか。
勇気とは、自分の恐怖に対してその壁を乗り越える気構え、未知の不安に対して挑戦する闘志のことです。
勇気があって、恐怖を乗り越え未知なるものにも挑戦出来るのです。
 
第二次世界大戦時のアメリカ軍の英雄ジョージ・パットンは「勇気を恐れ知らずと同義だと言うなら、私は勇敢な男など見たことがない。誰だって恐ろしいのだ。勇気のある人間とは、その恐怖を克服して事をやり遂げる人物だ」と言っています。
 
お分かりでしょうか。恐怖は誰にでもあるのです。
ですから恐怖を無くせというのではなく、それを乗り越える心を持てということです。
 
そのためには、使命感や自尊心、誇りや成功への熱い思いを持つこと。
それが恐れる者を勇気ある者にすると教えています。
 
真の勇者とは、自分の信念や正義の為に、体を張る覚悟を持った人のことです。
もし、あの男が信念の為に体を張らないとすれば、その信念が偽ものであるか、その男がインチキであるかと言われるわけです。
 
これを読み返し、昔「撤退には勇気がいる」と聞いたことがあります。
前に進むにしても撤退するにしても、勇気が必要ですね。

ニュースになっている、首相の進退、いかに。
継続する勇気なのか、辞める勇気なのか。
国家の恥にならないようにお願いしたい。

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