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利他は日常生活での実践躬行を経て後天的な徳性・品格に

勇志国際高等学校(通信制)の学校新聞『ポプラ通信』9月号が届きました。
最初に「校長より」の記事がある。
今回のテーマは「道徳授業現場」。
 
七月より、通学生を皮切りに令和七年度スクーリング(面接授業)が本格的に各校舎にて開始しました。今回は私がスクーリングで授業を受け持つ「道徳」について述べます。
道徳は、「正しい歴史教育」とともに、当校の建学の精神の柱の一つであります。
我が校の道徳の眼目は、「利他心」です。
敢えて申せば、見返りを求めないことが前提です。
社会生活の実践において、結果として運を招き福をもたらす要諦となる利他の精神について、共に考え、伝播する時間と考えております。
 
さて、スクーリング授業「道徳」のテーマは、一年次は「道徳とは何か」、二年次は「志」、三年次は「皇室」を主題としています。
利他心の涵養(かんよう)から人格の陶冶(とうや)へ繋がるように授業を展開しております。利他心を「思いやり」「世のため人のため」「慈愛」「愛」「推譲」「恕(じょ)」「惻隠(そくいん)」と置き換えることもしています。
 
この後に、生徒の感想が紹介されている。
「苦しんでいる人がいたら、少しでもいいから手を差し伸べて助けることもできるのではないか~日本という国に生まれて良かった」一年H・Tさん
 
「大切な人が自分の近くにいることは当たり前ではないということ~親がいたから、二人が出会ってくれたから、一生懸命育ててくれたから今の自分がいることを~」一年 A・Hさん
 
「~だからこそ自分を見つめなおしこの手で助けられる人を一人でも助けていきたい。これが僕の志です」二年 E・Yくん
 
「~(天皇陛下は)国民と国のことを思い、大切にしているんだと思いました。~この国に生まれて良かったと改めて感じました。国民としてこれからやれることをやりたいと思います。」三年 A・Hさん
 
最後、校長先生の言葉。
利他は、日常生活での実践躬行を経て後天的な徳性・品格に昇華されるものと感じています。更には余人をもって代えがたい、各々の持ち分や役割、使命にも我々を導き運んでくれるものではないでしょうか。歴代の天皇陛下や今上陛下をはじめとする皇室の皆様が、利他の実践をお示しになっておられます。   以上
 
生徒は、たまたまこの学校に入学しかもしれないが、良い縁に恵まれたと私は思います。

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