なぜ私は旅に惹かれるのか
こんにちは、澪旅です。
「どうしてそんなに旅が好きなんですか?」
そう聞かれることがあります。
飛行機が好きだから。
ホテルが好きだから。
もちろん、それもあります。
でも最近、それだけではないことに気がつきました。
先日、羽田から那覇へ向かう飛行機の窓から、こぢんまりした島が見えました。


青い海に浮かぶ島。
その周りにはサンゴ礁が広がり、小さな家々が見えます。
空には羊のような雲が、ぽこぽこと浮かんでいました。
その景色を眺めながら、私はぼんやりと考えていました。
あの島では、今も誰かが暮らしている。
朝ごはんを食べている人がいて、仕事へ向かう人がいて、学校へ行く子どもたちがいる。
夕方になれば家族で食卓を囲み、眠りにつき、また明日を迎える。
飛行機から見えるのはほんの一瞬ですが、その小さな島には、確かに誰かの日常があり、人生があります。
そんな当たり前のことに、思いを巡らせていました。
旅をしていると、私はよくこんなことを考えます。
「この町では、どんな毎日が流れているんだろう。」
「どんな景色を見ながら暮らしているんだろう。」
景色を眺めるだけではなく、その土地で暮らす人たちの日常を想像している時間が、とても好きなのです。
昔は、旅とは観光地を巡ることだと思っていました。
でも今は少し違います。
その土地の空気を感じる。
風を感じる。
地元のスーパーを歩いてみる。
駅で聞こえてくるアナウンスや、人々の何気ない会話に耳を傾ける。
そんな時間の中に、その土地らしさがあるような気がしています。
そして、noteを書き始めてからは、その気持ちがさらに強くなりました。
「この景色は忘れたくない。」
「この気持ちを書き残したい。」
「これもnoteに書こう。」
そう思うようになってから、以前よりもずっと、景色をよく見るようになりました。
よく聞いて、
よく感じて、
写真を撮り、
心に残す。
旅そのものは変わっていません。
変わったのは、旅との向き合い方なのだと思います。
だから私は、飛行機に乗ることだけが好きなのではありません。
ホテルに泊まることだけが好きなのでもありません。
私が本当に惹かれているのは、その土地で暮らす人たちの日常です。
私は景色を見に旅をしているのではありません。
その景色の中で営まれている暮らしを感じに旅をしているのです。
その場所に流れる時間に、少しだけ浸かってみたい。
その土地で暮らす人たちの日常に、そっと思いを巡らせてみたい。
そんな時間が、私にとって何より贅沢な旅なのだと思います。
旅は、遠くへ行くことではなく、自分の世界を少し広げてくれる時間。
だから私は、今日もまた旅に出たくなるのです。
