見出し画像

Day 19|AIで感応度分析を回す。財務モデルの新しい遊び方

金融実務の中で、AIとの相性が抜群にいい作業があります。感応度分析です。
感応度分析とは「前提が変わったら結果がどう変わるか」を試す作業。金利が1%上がったら? 売上が10%落ちたら? 稼働率が想定を下回ったら? 融資でも投資でも、この「もしも」の検証が判断の質を決めます。
従来、これはExcelで一つずつシナリオを作る、時間のかかる仕事でした。
今は違います。AIに財務モデルの構造を説明し、「金利、売上、コストをそれぞれ±20%まで動かした場合の組み合わせを表にして」と頼めば、数分で叩き台が出てきます。人間は、その中から「本当に検証すべき危険な組み合わせ」を選んで深掘りすればいい。
大事なのは、シナリオの数ではありません。「どのシナリオが起きたら死ぬのか」を特定することです。AIは網羅を担当し、人間は急所の特定を担当する。
この分業を覚えると、リスク分析の景色が変わります。試す価値、あります。

いいなと思ったら応援しよう!