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哲学夜カフェ「ふつう」について考える


念願の哲学対話


茨城県下妻市で「TOKU BOOKS」という小さな本屋をやっています。
2026年1月にオープンして、もうすぐ5か月。色々なイベントを開催していますが、今回は念願だった「哲学対話」です。
どうしてこんなに話がとんとん拍子に進むのでしょうか。神様ありがとう。

今回ファシリテーターを務めてくださるのは、「AIとわたし」というイベントでもナビゲートしてくださったご近所の野寺直美さん!
どんだけ引き出しあるのよ??とその奥深さにいまだ彼女の全貌をつかめていませんが、TOKU BOOKSを大切に思ってくれているお方です。


「ふつう」ってなんだろう?


シリーズ化も決まっている「哲学夜カフェ」ですが、Vol.1のテーマは「ふつう」について
このテーマでやりたいと直美さんから聞いた時、すぐに「ふつう」を調べてみました(Geminiに聞いてみた)
そこに書かれていたのは、

①際立った特徴がないこと(もっとも一般的に使われる意味)
定義:他と比較して、特に変わった点がないこと。すぐれた点や、劣った 点がみられないこと。平凡。並み。基準。

②いつでも、どこにでもあること
定義:広く一般に通じること、どこにでもあって、珍しくないこと。
一般的、普遍的、ポピュラー。

③特定の限定がないこと
定義:特別な条件がつかない、いつもの状態。通常。平常。

ああ・・これってなんだか
言語化するのが難しいけど、「ふつう」でいなければいけないような気がしていて、「ふつう」じゃないと変な人だと思われそうで、私はやっぱり自分の翼をたたんで過ごしていたのだと思ってしまった。
特に子育て中は、「ふつう」のママで居たかった。目立ちたくなかったし、子どもたちの先生にも嫌われたくなかった。
特にママ友(とも言えないような)周りの人たちに変な目で見られて、噂されるのがイヤだった。
だから①のように「際立った特徴のないふつうの人」でいたかったんだ。

これが、テーマを聞いて自分なりに気が付いたこと。


みなさんの「ふつう」とは?


そして昨晩の「哲学夜カフェ」
私は、ドリンクを提供したりごちょごちょと動きながら、参加者の皆さんのお話を細切れにしか聞けていなかったけど、直美さんにメモを共有してもらってふり返ってみるととても興味深かった。
なんとなく日本の文化に根付いている「ふつう」が、社会をうまく回すために作られているような気がしてきた。うまく言えないけれどはみ出さず、社会の手足となり平均で平凡な人間を作り出すための基準。。。
ぞっとするね。
こういうインチキが今の子どもたちを苦しめているのではないかと感じてしまった。これも時代と共に変わるのだろう。ゆっくりだろうけど

「ふつうでいること」
なぜそこに価値を感じていたのだろうと、今は思う。年齢を重ねたからなのか、状況が変わったからなのか、「ふつう」でいることへの憧れがなくなった。むしろ「ふつう」じゃないことにこそ面白みを感じるようになった。


「ふつう」という、全然「ふつう」じゃないこと


実は昨日の哲学夜カフェの参加者のひとりが、なんと愛知県からTOKU BOOKSに来てくださっていた!もうみんなびっくり!
その方はさまざまな「哲学対話」に参加されるために、日本全国を回っていらっしゃるそう。
そして、そういうライフスタイルがご自身にとって「ふつう」なのだそう。
なるほど!そっち?

参加者の一人でもある棚オーナーみやほんやさんがご自身のポッドキャストで面白いことを言っていた。
その人にとっては「ふつう」のことでも、実は傍からみたらとんでもないすごいことだったりするよね。って話。それはものすごく納得感があるなーと思った。
お店をオープンしてから、本当にいろんな方と知り合ってお話をさせてもらっている。
「なんなんだ。この人は?」と思う方がいっぱいいる。
でもみんなそれが「ふつう」よ。という顔をしている
あれ?なんか「ふつう」って面白いのかも??
よくわからなくなってきた



哲学を身近に


イベントを開いておきながら、哲学の知識なんて全くなくて(本を読むのは好き)でもそんな敷居の低いところから始めてみたくて、とりあえずやってみたという流れ。下妻という田舎で、哲学などと冠をつけた仰々しいイベントに参加してくださった方々。みなさん「ふつう」じゃないねw

結果、また色々な出会いがあって、普段聞けないような話を聞くことができた。
そしてなにより!イベント中はもとより、こうやって一人で振り返る時間を持ち、余韻に浸ることができているという幸福感がすごい。

そんなわけで、ご興味のある方は「哲学夜カフェVol.2」の開催をお待ちください。(遠方からのご参加も大歓迎!市内で泊まれる方法もこっそりお知らせします。ルートインもありますしw)


TOKU BOOKS店主


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