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🌸経営未来手帳・水曜日(第91号)・完全保存版「なぜ、経営者は“波”ではなく“底流”を読まなければならないのか」――“揺れ”に翻弄されないリーダーの思考法

🌸経営未来手帳・水曜日(第91号)・完全保存版
「なぜ、経営者は“波”ではなく“底流”を読まなければならないのか」
――“揺れ”に翻弄されないリーダーの思考法


(執筆:安村明史/ビジネス能力開発株式会社)
今日は水曜日なので「人の成長と気づき」をお届けします。


■はじめに

なぜ、優秀な経営者ほど判断を誤るのか。
それは「波」を見ているからです。
最近、自分がよく考えるのは、
自己実現 → 事業実現 → 社会実現 という3つの段階です。
自己実現は「自分のやりたいことを達成する」こと。
経営者であれば「事業実現」も必要になります。
つまり「誰に、どんな価値を、存在意義として届けるか」ということ。
さらに視野を広げると「社会実現」が浮かびます。
自分や自社の活動が、社会にどんな価値をもたらすのか。


■ 日本航空が倒産した時、稲盛和夫氏はこう語りました。

「我々の仕事はお客様を安全に、幸せに目的地まで運ぶことだ」
これは“底流”の言葉です。
この一言には、社会に対して「誰のために、何を達成すべきか」が明確に示されています。稲盛氏の言葉は全社員のハラにずしんと置かれた。
トップリーダーの自己実現は、事業実現であり、社会実現につながっている。
🌱リーダーの自己実現とは、力で人を従わせることではありません。
皆が“その未来を一緒に見てみたい”と思える光であるべきだと思います。


 

■ではその光はどこから来るのでしょうか。

それは水面ではなく、水の中流ではなく奥底、底流に流れる水の動きです。
 
●水面(Surface)=感情・反応・日々の揺れ
短期的合理性。
最も目につきやすいが、最も本質から遠い層。
経営者がここに囚われると、
判断がブレ、チームも不安定になります。


●中流(Midstream)=習慣・関係性・価値観

水面よりゆっくり動く層です。ビジョン・ミッションの一致。
ここが整うと、
水面の揺れは自然と小さくなります。


●底流(Bottom Flow)=世界観・存在意義・構造

最も深く、最も重要で、最も見えにくい層。

  • 何のために働くのか

  • どんな未来をつくりたいのか

  • 自分は何者でありたいのか

  • 組織は何を大切にするのか

ここが動くと、
水面の波は大きく揺れますが、
全体の水位は確実に上がる。
つまり、
短期の成果より、長期の成長=社会実現が始まるということです。


■経営者が“底流”を読むべき理由

1️⃣ 判断が安定する
波に揺られなくなる。
2️⃣ チームが安心する
リーダーの軸がぶれないから。
3️⃣ 長期の成長が始まる
底流が変わると、行動が変わり、結果が変わる。
4️⃣ 人がついてくる
人は「波」ではなく「潮の流れ」に共感する。


■実践:あなたの“底流”を見つける3つの問い

  • 私は何のためにこの仕事をしているのか?

  • この組織は、社会にどんな価値を届けたいのか?

  • 10年後、どんな人間でありたいのか?

この3つが言語化されると、
水面の揺れは気にならなくなります。


■編集後記

最近、私自身も「波」に揺られる瞬間があります。
しかし、深呼吸して“底流”に戻ると、
判断が驚くほど静かになります。
経営も人生も、
大切なのは「深いところで何が動いているか」です。


■今日の問いかけ

あなたにとって「自己実現」「事業実現」「社会実現」とは何でしょうか?
あなたの“底流”は、今どの方向に流れていますか?
ぜひ3分だけ、紙に書き出してみてください。


■ネコのつぶやき

「波に揺られても、ネコはいつも自分のペースで歩くにゃ」


■おわりに(提言)

今日の結論:
経営者は“波”ではなく“底流”を読め。
もし、あなたの底流を一緒に言語化したい場合は、
いつでもご相談ください。


■入口となる経営未来手帳の記事はこちら

https://note.com/quiet_gnu5848/n/n02fd172fe229

👉 感想をぜひお寄せください。

yasumura@biz-noukai.com まで。必ずお返事します。


■次回4月9日予告

SNSはなぜ苦しいのか
――経営者にとっての“市場トレーニング”としてのSNS」

 


■付録


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