ファースト。
初めてのキスをしたのは長い暑い夏休みだった
なんてことなかったなんの、味もしなくて、あっさり
こんなものかと損した気持ち
今から私は多分もう一度初めてのキスをしてしまうと思う、してはいけない人と、いや、違うか、してはいけないのは、私の方なの
それはそれは甘くて甘くて苦そう
ゆっくり時間が流れる、今この車の中は、外よりも熱くって私はこのまま溶けるしか助かる方法がない
だから、もう
このまま私は目をつぶって逃げるんだ
ねぇ
ちゃんと助けてくれるよね、わたしのこと
甘くて甘くて
きっと苦いんだよ
